山川豊「抗がん剤がピタッとあった」 甥・木村徹二のコンサートＰＲにサプライズ登場

１１月２９日に行うワンマンコンサートの成功祈願イベントを開催した木村徹二(右)と山川豊

演歌歌手の木村徹二が１３日、東京・港区のＷｅｂｅｒストア青山・グリルアカデミーで１１月２９日に行うワンマンコンサートの成功祈願イベントを開催。ゲストに叔父の山川豊が駆け付け近況を語った。

昨年、演歌歌手としてデビューした木村は昨年９月に、約５００人を集客するなかのＺＥＲＯ小ホールでコンサートを開催。２年目となる今年は、約１２００人規模の、なかのＺＥＲＯ大ホールでワンマンコンサートを行う。「コンサートを盛り上げるために、１１月２９日が『イイニクの日』ということで、いい肉を焼いてみんなで食べようということになりました」と説明した。

ハラミと骨付きトマホークを焼いた木村は「ずっと『イイニクの日』と言い続けていたので、気持ちも盛り上がってきました。みなさんが来てくれるようにがんばりたい」と意気込んだ。

コンサートでも歌うという山川の代表曲「アメリカ橋」をカバーして披露すると「俺よりうまく歌っている」と言いながら山川がサプライズで登場。山川は今年１月に肺がん治療のため、芸能活動を休止し、４月に活動を再開している。

山川は「肺がんは大丈夫ですよ」と報告。手術はせずに抗がん剤治療を続けているという。一時は「仕事ができなくなると思っていた」というが、「定期的に病院に入っているけど、抗がん剤がピタッとあった」と体調の方は良いという。「医者からはがんと一緒に共存していくのも一つの方法と言われた。いま体は大丈夫です」と笑みを見せた。

元気な叔父の姿に木村は「ウチの父親（鳥羽一郎）もそうですが、山川さんもバイタリティーがあって、人としてのエネルギーがあふれている人。病名を聞いた時は『えっ！？』ってなったけど、何とかなるだろうと感じさせてくれる人です」と語った。