【西武】守護神・アブレイユの〝不機嫌投球〟に渡辺監督代行苦笑「最後は疲れましたね」
東スポWEB / 2024年9月14日 6時3分
西武が13日のロッテ戦(ベルーナ)に7―6でどうにか逃げ切り、連敗を「4」で止めるとともに今季の同カードの通算成績を2勝16敗とした。
7回に3点を勝ち越して9回を迎えたが、守護神・アブレイユの〝ローテンション投球〟には冷や汗の連続だった。最終的には1イニングを2安打2四球2失点で抑えて25セーブ目をマークしたが、登板した直後から暑さのせいなのか大汗をかき、どこか不機嫌そうな表情だった。
捕手の古賀とのサインが全く合わず、何度も首を振りながら先頭のポランコにストレートの四球を与え、ソトにはフルカウントから中前へクリーンヒット。さらに結果的に三塁手・滝沢の好捕で二塁走者のポランコをタッチアウトにしたものの、代打・荻野の投ゴロを処理したアブレイユが投げた球は悪送球寸前だった。
その後も守護神はピリッとせず、中村奨にも四球を与えて一発が出れば逆転となる一死満塁のピンチを背負った。藤原は見逃し三振に斬ったが、佐藤都に痛烈な右前2点適時打を浴びてついには1点差…。ロッテ応援団の大歓声が上がる中、ベンチでは渡辺監督代行と豊田投手コーチの動きが慌ただしくなりブルペンでは急きょ、甲斐野が準備を始める事態となった。
最後は小川を二ゴロに打ち取って事なきを得たが、危うく逆転勝利が台なしになる寸前。アブレイユの〝不機嫌投球〟には周囲も「やれやれ…」といった感じの1点差勝利だった。
決勝打を放った外崎は「どうなることやらと思いながら守っていましたけど(最後の二ゴロは)スローモーションになってましたね。(9回に声を掛けにいった場面は)2アウトだし、いいボールを持っているので落ち着いて投げてほしいと思って声は掛けましたけど、伝わってるんですかね(笑い)」と苦笑いだった。
渡辺監督代行も「最後は疲れましたね。ヒヤヒヤしましたけど、今日は劣勢の中、何とか追いついて攻撃に粘り強さがあった」。いつまでも終わらない「アブレイユの33球」に、こちらも苦笑いを浮かべながら攻撃陣の粘りをたたえた。
すでに今季の最下位が確定しているとはいえ、残り15試合。右腕が不機嫌だった理由がどこにあるのか定かでないが、チーム全体の士気を下げかねない。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
西武はロッテに3点差逆転勝ち 今季先制された試合は7勝67敗2分けも… 投手陣が10四死球も白星
スポニチアネックス / 2024年9月13日 22時43分
-
【西武】16連敗の天敵・ロッテに逆転2連勝 9回は冷や汗の〝アブレイユ劇場〟
東スポWEB / 2024年9月13日 22時12分
-
【ロッテ】佐々木朗希、5回7安打3失点も昨季を上回る8勝目の権利を得て降板…1・5差の4位・楽天との直接対決
スポーツ報知 / 2024年9月8日 19時3分
-
西武・渡辺監督代行 采配ズバリ!先発起用の元山が決勝打 「ヒーローになってこいと…いい打席だった」
スポニチアネックス / 2024年9月1日 21時31分
-
【西武】マリンで悲劇的16連敗…同点の延長12回二死一、三塁からボーがサヨナラ暴投
東スポWEB / 2024年8月28日 22時55分
ランキング
-
1オリックス・中嶋監督 負傷者続出に「きょうはもう…」頭部強打の若月と広岡は今日中に病院受診
スポニチアネックス / 2024年9月13日 22時22分
-
2【バドミントン】協会エントリーミスで謝罪も「体質」と厳しい声 五十嵐有紗&桜本絢子出場できず
東スポWEB / 2024年9月13日 18時22分
-
3大谷翔平、47号で歴史的快挙が目前に。“過去34年でわずか1例”の「レアな記録」の可能性も
日刊SPA! / 2024年9月13日 15時47分
-
4圧勝した日本代表に感じる“一抹の不安”。“弱点”を突かれた場合の危うさは変わらず
日刊SPA! / 2024年9月13日 15時50分
-
5川瀬兄弟対決 ソフトバンク・晃「夢のような時間」 オリックス・堅斗「真剣勝負なので」
スポニチアネックス / 2024年9月13日 23時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください