【ソフトバンク】〝怒りの小久保〟降臨 マジック10も不満顔「何があったか言いませんが…」
東スポWEB / 2024年9月14日 6時4分
パ・リーグ首位のソフトバンクは13日のオリックス戦(京セラ)に8―3の快勝で4連勝を飾り、優勝マジックを「10」とした。これにより、両リーグ最速でクライマックスシリーズ進出が決定した。
初回に栗原の適時二塁打で先制すると、同点の3回には今宮の勝ち越し打で主導権を握った。8回には打者一巡の攻撃で5得点。中盤までは競ったゲーム展開だったが、終盤で地力の差を見せつけた。エース・有原も7回2失点でハーラートップタイの12勝目。投打がかみ合い、敵地4連戦のカード初戦を制した。
悲願である4年ぶりのリーグ制覇にまた一歩前進した。仙台―大阪と続く遠征で着実に白星を重ね、優勝の瞬間は着実に近づいている。当然、意識はするはずだが、首位を快走してきたチームに慢心はない。
この日の試合後、小久保裕紀監督(52)は「あまり言えないんですけど、ちょろちょろミスもあった。この時期はミスが出ても勝てばいいんですが、先のことまで考えると初歩的なミスは防ぎたいなと。何があったかは言いませんが…」と怒気をはらんだ口調と表情で、報道対応を締めた。
確かに試合序盤から指揮官の表情はさえなかった。目に見える守りのミスだけではなく、攻撃の戦術的なミスがあったとみられる。笑顔は一切なく「怒りの小久保」が出現したゲームだった。
勝ってかぶとの緒を締めよ――。試合後、主力選手の一人は「勝てばいいで済ませてはいけない。きっちり戒めて戦っていきたい」と口元を引き締めた。今季初の4連敗を喫するなど今月の出足は良くなかったが、気づけば5勝4敗と白星先行。「5点差勝利」「4連勝」の試合後とは思えないピリついた空気に、指揮官の怒りのメッセージが伝わっていた。
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