【Ｆ１】角田裕毅の〝最強軍団〟アストンマーティン入りあるか 「アロンソの後任」議論沸騰

角田裕毅

Ｆ１のＲＢに所属する角田裕毅（２４）が、変革を進めるアストンマーティンへの移籍が今後あるのか海外で議論が沸き起こっている。

アゼルバイジャン・グランプリ（ＧＰ＝１５日決勝）初日が開催され、角田はフリー走行１回目で１５番手、同２回目では１１番手と上げて、まずまずの走りを見せた。

４戦ぶりの入賞へ向けて期待が高まるが、今後の去就に対する注目度も依然として高い。

１０日には、レッドブルで〝天才マシンデザイナー〟としてらつ腕を振るってきたエイドリアン・ニューウェイ氏が来春からアストンマーティンへ移籍することが発表された。２０２６年からは角田をサポートしてきたホンダがアストンマーティンとコンビを組む上に、レッドブル・グループの一員として関係が深かったニューウェイ氏も加入することから、将来的に角田がアストンマーティンへ移籍するとの待望論が海外で高まりを見せている。

ＳＮＳ上では、英国ファンから「誰もがニューウェイがアストンマーティンですぐに活躍することを期待している。２０２５年末に引退するアロンソの後任として角田が入団し、チャンピオンシップを勝ち始めるのは彼だろう」とフェルナンド・アロンソは複数年契約を結んでいるものの４４歳を迎える来季の衰え次第では引退する可能性があり、その後任に角田が就くというシナリオを予測する意見が出ている。

また「ニューウェイ（体制）がスタートすると、ホンダがアストンのエンジン供給者となるため、フェルスタッペンがレッドブルの混乱を抜け出して移籍しない限り、角田が参加するかもしれないという議論がある」「ニューウェイは角田でも好きな人を連れてきて、メルセデスに行かなければホンダやマックス（フェルスタッペン）と組ませればいい」と移籍をプッシュする声が続々と上がっている。

有能なスタッフを次々と引き抜いて最先端ファクトリーも開業するなど〝最強軍団化〟へ歩みを進めるアストンマーティン。角田がもし加入すれば、日本人初の優勝だけでなくタイトル争いまで可能となりそうだが、果たしてどうなるか。