【全日本】諏訪魔が今月中にもスピード復帰へ 耳性めまいの症状改善「ドクターからＯＫが出た」

早期に復帰見込みの諏訪魔

「耳性めまい」で欠場中の全日本プロレス・諏訪魔（４７）が、早ければ今月中にスピード復帰できる見込みとなった。

半年前からめまいなどの症状があった諏訪魔は、８月下旬に受けた精密検査でドクターストップがかかり同３１日の広島大会から緊急欠場。エントリーしていた「王道トーナメント」（１４日、名古屋で開幕）も不参加となり、代役で宮本裕向が出場することになった。

１３日に神奈川県内の病院で検査を受けた後、取材に応じた諏訪魔は「ようやくめまいの症状が落ち着いてきたところだよ。さっきドクターから『プロレスをしてもいい』とＯＫが出た。『どんどん体を動かしていいよ』ということだった」と明かした。症状に大幅な改善が見られたといい「コンディション次第だけど、今月中には復帰できればと思う」と見通しを語った。

欠場中は気分も落ち込み、８月２４日後楽園大会を最後にＸを更新していない。そのためファンだけでなく、各地の支援者からも心配する声が多く届いたという。「このまま辞めるんじゃないかと思われていた。実際に今後のことも考えましたよ。年齢のこともあるし、いつまで元気でいられるのかなって。本当にご心配をおかけしました」

ただし完治ではないため、今後もめまいの症状と闘っていくことになる。それでも「うまく付き合っていけるか模索してみますよ。（１０月に予定する）２０周年興行は、めまいと石川修司に断られたんでできないと思っていたけど、これでいい方向にいけば」。暴走男が王道マットに帰還する。