【マリーゴールド】MIRAIが詩美への思い吐露 後楽園大会で激突「強さや勢いが今は感じられない」

詩美への思いを明かしたＭＩＲＡＩ

女子プロレス「マリーゴールド」のツインスター王者・ＭＩＲＡＩ（２４）が、林下詩美（２５）への思いを明かした。

団体初のシングルリーグ戦「ドリーム・スターＧＰ」ドリームリーグでは、ここまで１勝１分けの勝ち点３。マリーゴールドに加入以来、シングル戦線で結果を出せていないことへの焦りがあるというＭＩＲＡＩは「初めて対戦する人も多くて楽しいですけど、私がリーグ戦にかける思いは誰よりも強いです。もちろん、優勝以外考えてないです」と意気込む。

１６日の東京・後楽園ホール大会では公式戦で詩美と激突する。シングルで対戦するのは２度目で、前回はスターダム時代の２０２２年３月２７日、両国国技館のビッグマッチ。当時１年間防衛し続けてきたワールド王座から陥落したばかりの詩美に胴締めスリーパーで敗北した。

「自分がギブアップで負けて屈辱的だったんです。でもそこで力の差を見せつけられたからこそ、私の闘志に火がついてシンデレラ・トーナメントも優勝できた。私にとって林下詩美はプロレス人生のキーパーソンなんです」と振り返る。

中学時代には岩手・盛岡市で行われた柔道の大会で詩美を見かけたことがある。「あの時もビッグダディの娘っていうので話題の中心になっていて、私がＫＡＩＥＮＴＡＩ（ＤＯＪＯ）に入門した年にはスターダムでデビューして活躍している姿は見てました。一方的にですが、いつも意識する存在でした」

だが、最近の詩美には物足りなさを感じてる様子だ。「前に私が負けた時の強さや勢いが今の林下詩美からは感じられない。団体としてもここからさらに盛り上げていかないといけない時。だからこそ後楽園で私が詩美に戦う魂を注入してあげますよ」と予告した。

詩美に勝つことで、外敵王者のＳａｒｅｅｅにもプレッシャーをかける。「（Ｓａｒｅｅｅは）『決勝に上がってくるのは詩美しか考えられない』とか言ってたけど、スターリーグから決勝に上がるのはＭＩＲＡＩだ！ お前が勝ち上がってきたら、詩美じゃなくて私がお前をぶっ倒すから待っとけよ！」と宣戦布告。〝魂の申し子〟が団体の頂点へと駆け上がる。