【新日本】飯塚高史が登別の地で大暴れ 対話望む野上アナの願いは最後まで叶わず…無情にもワイシャツ破られる
東スポWEB / 2024年9月14日 18時13分
新日本プロレス14日北海道・登別大会で、〝怨念坊主〟飯塚高史(58)が仕上がり過ぎた肉体で大暴れした。
飯塚は2019年2月に現役を引退した。しかし今年の1月4日東京ドーム大会で行われた「KOPW2024」進出権争奪ニュージャパンランボーで電撃登場し、アイアンフィンガー・フロム・ヘルを武器に大暴れ。因縁深いテレビ朝日の野上慎平アナウンサーを襲撃するなど絶大なインパクトを残していた。
さらに今大会前には衝撃の発表が…。何と時間差バトルロイヤル「登別温泉入浴券争奪・登別ランボー」に飯塚が出場することが発表されたのだ。放送席には因縁の野上アナも駆け付け、怨念坊主復活の舞台は整った。
20選手参加の同戦で、飯塚は12番目に仕上がり過ぎた肉体で登場。場外を練り歩いてリングに上がると、フランシスコ・アキラ、さらにはかつて友情タッグを結成した因縁の天山広吉を無情なるアイアンフィンガー・フロム・ヘルで仕留めていく。
するとここで鈴木軍で共闘していたタイチが飯塚を場外の放送席前まで連れ出し、ついに野上アナとの対面が実現する。「最後だと思って聞きます! なぜ私を襲ったのか! その答えを最後に教えてほしい!」と呼びかける野上アナだったが、飯塚はそんな純粋な思いを踏みにじるように襲撃。ワイシャツをビリビリに引き裂いてしまった。
結局、飯塚は真人間に戻ることなく再びリングに戻されるとタイチとともにオーバー・ザ・トップロープによる失格に追い込まれて退場。このままでは引き下がれない野上アナは実況を村田晴郎アナウンサーに託し、コメントブースへと飯塚を追いかける。しかし極悪非道な飯塚のフロントキックで迎撃されてしまい、ついに望んでいた対話は叶わなかった…。
試合中に実況席に戻ってきた野上アナは「話を聞きに行きましたが、返り討ちにあいました。やはり対話をすることはできませんでした」と状況を説明しつつも「はるばる登別までやってきてよかったと思っています。(対話は)叶わなかったですけれども、来なければそういう結末もなかった。襲われ続けて15年目になりますけど、私の中では一つピリオドを打ちたい」と、2010年8月から続いていた因縁に区切りをつけることを宣言していたた。
なおバトルロイヤルは海野翔太が優勝を飾った。
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