【マリーゴールド】桜井麻衣 無傷ボジラにバースデー勝利「大怪獣やっつけてやったぞ！」

ボジラ（左）にドロップキックを放つ桜井麻衣（©マリーゴールド）

女子プロレス「マリーゴールド」の〝超貴婦人〟桜井麻衣（３４）が、大怪獣狩りに成功した。

シングルリーグ戦「ドリーム・スターＧＰ」スターリーグ公式戦（１４日、東京・新木場）でボジラ（２１）と対戦。優雅に入場してきた桜井は、手にしたツインスターベルトでゴング前に急襲。いきなりの場外戦に持ち込んだ。

桜井がエルボーの連打を放つが、ボジラは涼しい表情。逆に重い一発で吹っ飛ばされる。さらに強烈なランニングスリーでリングに叩きつけられても、超貴婦人はひるまなかった。

リング中央でＳＴＦを決めてボジラのスタミナを奪うと、セントーン、パワースラム、投げっぱなしジャーマンを耐え抜き、静かにチャンスをうかがう。

迎えた１０分過ぎだ。エプロンでの攻防から、一瞬の隙を突いた桜井はペットボトルの水をぶっかけると、セコンド陣から奪ったバケツをボジラにかぶせて視界を奪う。

そのまま花道を連行し、入場ゲートに激突させた。直後、おパラダイスロックでボジラの腕と脚、体を固定。身動きができない状態にすると、場外カウントが数えられる中で悠々とリングに帰還だ。１１分３８秒、リングアウトにより桜井の勝利を告げるゴングが鳴らされると、会場は大「桜井」コールに包まれた。

試合後、開幕３連勝から初黒星を喫したボジラは大激怒。桜井に襲いかかったところを、セコンド陣６人がかりでようやく鎮圧した。

一方の桜井はこれで２勝１敗。この日は３４歳のバースデーだった。バックステージでは「大怪獣、やっつけてやったぞ！」と絶叫。「試合中の記憶がないんだけど、勝ったんですよね？ これで勝ち点４？ 優勝目指して頑張ります。カネの雨を降らせるぞ！」と予告した超貴婦人が、このまま勢いづきそうだ。