羽生結弦ら出演の能登半島復興支援チャリティー演技会Ｔシャツが大人気 売れ行きに担当者も驚き

羽生結弦

フィギュアスケート男子で五輪２連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦（２９）の〝影響力〟は、物販の面でもプラスの効果をもたらしている。

１５日に石川県内で実施される「能登半島復興支援チャリティー演技会」には、羽生、１２年世界選手権銅メダルの鈴木明子氏、１５年世界選手権銀メダルの宮原知子氏、１４年四大陸選手権覇者の無良崇人氏、能登高校の書道部、和太鼓チーム「輪島・和太鼓 虎之介」が出演し、復興への思いを演技に込める。

当演技会の開催にあたり、企画したテレビ金沢はチャリティーＴシャツを販売。同局側は「大量生産はできず、出来上がりに時間がかかるので少しずつ売れたら」と考えていたというが、１１日正午の販売開始直後に準備していた１０００枚があっという間に完売した。１２日正午に追加で用意した３０００枚もすぐさま完売。１５日午後４時からの最終販売では１０００枚を調達したという。

今回のＴシャツは能登半島地震の復興支援を目的として、北陸の美しい海と人と地域のつながり、未来への挑戦をイメージして制作。生地、染色、縫製までをすべて北陸で行われた。販売収益は同局を通じてすべて石川県に寄付される。