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羽生結弦が明かす〝被災地支援〟の思い 石川県での演技会を通じ「ちょっとでも力になれれば」

東スポWEB / 2024年9月15日 18時22分

能登半島復興支援チャリティー演技会に出演した羽生結弦(©矢口亨)

フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦(29)が15日、被災地支援への思いを明かした。

2011年3月の東日本大震災で被災した過去を持つ羽生は「(五輪で)2連覇したところから、被災地への支援、思いやりみたいなものをスタートしたい気持ちがあった」。多くの活動を続ける中で、プロ転向後は故郷・宮城でアイスショー「羽生結弦 notte stellata」を開いている。

この日、石川県内で行われた「能登半島復興支援チャリティー演技会」も、羽生の被災地への思いが実ったものだ。「能登のために何かできることはないか」との願いが地元局・テレビ金沢に届いたことで実現。「つらい方も今元気だよという方も、本当にさまざまな立場の方々がいらっしゃると思う。そんな方々の中で少しでも笑顔の輪が広がってくれたら」。個人では「春よ、来い」を舞い、12年世界選手権銅メダルの鈴木明子氏らとは「Mrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」を演じた。

能登半島は交通アクセスが悪く、地震の発生から8か月が経過しても十分に復興が進んでいない。風化を懸念する声もあるが、6月には輪島市を訪問。「3・11もそうだが、首都圏から離れているからこそなかなか報じられないこともある。(能登地方は)復興が進みにくい場所で、道路の交通制限も普通の場所よりもあって大変なんだろうなと、ニュースとか実際に足を運んだ時にも思った」と振り返った上で「五輪の2連覇を使って、いい意味で知名度みたいなものを使って、今回配信のチケットを買ってくださった方々、お金も、注目もそうだが、ちょっとでも力になれれば」と心境を語った。

当演技会の配信、チャリティーTシャツの販売による収益は石川県に寄付。少しでも多くのお金を届けるために、特殊照明の使用を避けるなど、数々の工夫を施した。

「どうかみなさんがちょっとでも温かい気持ちになりますように」

羽生の気持ちはきっと多くの方に届いたはずだ。

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