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【全日本】宮原健斗 王道トーナメント1回戦で難敵・鈴木秀樹に勝利「春、秋、俺が制覇する!」

東スポWEB / 2024年9月15日 20時53分

強敵・鈴木秀樹を下し、ガッツポーズの宮原健斗

全日本プロレスの「王道トーナメント」は15日の浜松大会で1回戦2試合が行われ、エース復権を狙う宮原健斗(35)が難敵の鈴木秀樹(44)を下した。

シングル初対決となった鈴木に両腕を踏みつけられ、グラウンドの攻防では大苦戦を強いられた。それでも最後はシャットダウンスープレックスホールドが決まり、逆転勝利。

疲労困ぱいでバックステージに現れた宮原は「いてえよ、体中が痛い。正真正銘のシングルマッチで体に刻まれたよ。あんな男がまだプロレス界に残っていたとはな。そんな男が全日本プロレスに上がっているとは…俺の仕事が増えちゃうぜ」と振り返った。

19日の準々決勝(東京・新木場1stRING)では、1回戦で宮本裕向を下したジョエル・レッドマンと激突する。早くもその先を見据える宮原は「レッドマンか。久しぶりじゃねえか。ただ、そこは絶対に突っ走って22日の準決勝&決勝、そう、俺が何をしたいかわかるか? 春、秋の制覇や。もう一度言うぞ。春、秋、俺が制覇する!」と春の「チャンピオン・カーニバル」に続く優勝を誓った。

今大会の出場メンバーで、優勝経験があるのは宮原だけ。開幕前に3冠ヘビー級王者の青柳優馬に敗れてベルト取りは果たせなかったが、王座返り咲きの気持ちは衰えていない。2022年大会以来となる2大会ぶり3度目の制覇へ視界良好だ。

また、1回戦もう1試合では、世界タッグ王者の斉藤ジュンがサイラスに敗北。「この借りはきっちりと返してやる。DOOM!」と悔しさをあらわにした。

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