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【フェンシング】江村美咲 パリのトラウマ乗り越え4度目の日本一「楽しんでプレーできた」

東スポWEB / 2024年9月16日 17時27分

インタビューに答える江村美咲

パリ五輪のフェンシング女子サーブル団体で銅メダルを獲得した江村美咲(25=立飛ホールディングス)が〝エース〟の強さを示した。

16日に行われた全日本選手権(静岡・沼津市総合体育館)の同種目決勝では、パリ五輪にスパークリングパートナーとして帯同した小林かなえ(河合電器)と対戦。序盤から優位に試合を進めた江村は15―8で快勝し、2年ぶり4度目の優勝を果たした。「今までの全日本はオリンピアンだから負けられないという変なプレッシャーがあって毎回すごく緊張していた。今回はパリ五輪が逆につらすぎたので、今大会はワクワクして、楽しんでプレーできた」と振り返った。

金メダルが期待されたパリ五輪は個人戦で3回戦敗退。団体戦で銅メダルを手にするも、パリ五輪後のインタビューでは「本当にトラウマになるレベルで、苦しかった方の印象が強い。最後の団体戦はみんなで3位になれて感謝や安心を感じたけど、個人戦が終わってから団体戦までが本当に難しかった」と明かしていた。

パリ五輪後初の実戦ということもあり、万全な状態ではなかった。それでも、パリ五輪で共闘した高嶋理紗(オリエンタル酵母工業)を準々決勝で、尾崎世梨(法政大)にも準決勝で勝利。ライバルたちを下しての日本一に、優勝インタビューでは思わず涙がこぼれ落ちた。「全日本でパリ五輪までのサイクルが終わるという感覚なので、そこでやっとひと息つける感じですかね」。長い戦いを終えたエースは、4年後のロサンゼルス五輪に向けて、最高の形で1つの区切りを迎えた。

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