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【ソフトバンク】近藤健介が試合中に病院へ 山川穂高ドッシリ「できることはメシ食って寝る」

東スポWEB / 2024年9月16日 19時22分

4回の盗塁後に足を痛め、苦悶の表情のソフトバンク・近藤健介

パ・リーグ首位のソフトバンクは16日のオリックス戦(京セラ)に1―0で競り勝ち、7連勝を飾った。2位・日本ハムが敗れたため、優勝マジックは2つ減って「5」。最短で18日にも優勝が決まる。

試合は先発・石川が7回3安打無失点の快投で6勝目。故障者が相次ぐ投手陣にあって、9月に入って3戦3勝と大事な終盤戦で存在感が際立っている。決勝点を叩き出したのは、7月に支配下昇格を果たした石塚。7回一死二、三塁の場面で代打で登場し、左翼フェンス際へ均衡を破る犠飛を放った。2試合連続の零封勝ちで、今季最長に並ぶ7連勝。17日からは日本ハムとの2連戦(みずほペイペイ)で、このまま最短18日の〝9連勝フィニッシュ〟が現実味を帯びてきた。

ただ、喜んでばかりもいられない。この試合の4回、中前打で出塁した近藤健介外野手が二盗を試みてスライディングした際に、右足首を負傷した模様。いったんベンチに下がって状態を確認し、プレーを続行したが、7回に代打を送られた。近藤はそのまま試合中に大阪市内の病院へ向かった。

試合後、小久保監督は投手陣の奮闘で勝利したゲームをたたえつつ「近藤の状態がすごく気になる。もし戦列を離れるようなことにでもなれば、全部(戦略を)練り直さないといけない。無事を祈るばかりです」と心配顔だった。

近藤はここまで全128試合に先発出場し、リーグ断トツの打率3割1分4厘をマークして、4番・山川穂高内野手の後ろを打つ不動の5番打者として、強力打線をけん引してきた。ポストシーズンを含め、まさに不穏な事態だ。

チーム内に動揺が走ってもおかしくないが、不動の4番・山川はたくましかった。「(優勝まで)あと何個か勝つだけ。優勝が近づいてきたりすると、何か(有事が)起きたりすることはある。でも、僕らは基本に忠実にやればいいと思う。基本に忠実にとは、メシをいっぱい食べて、よく寝て、練習で準備して、試合を頑張る。僕たちにできることはメシ食って寝る。それが基本です。それを残り全試合やっていけば、いい結果が出ると思っています」。

今季チームが下を向きそうになった時ほど、明るくポジティブに勇気づける言葉を数多く残してきた大砲。大きな背中がいつも以上にたくましかった。

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