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『緊急検証!』最終回 山口敏太郎氏が思いを語る「オカルト三銃士は僕の中では新選組でした」

東スポWEB / 2024年9月16日 19時42分

山口敏太郎氏

2012年から12年間続いたCSファミリー劇場のオカルト番組「緊急検証!」が年末の「紅白オカルト合戦」でいったん区切りをつけ、最終回を迎えることになった。これまでに全27本が制作され(1本は番外編)、2019年には劇場版として日本全国の映画館で公開された。

終わることについて、番組に携わり続けてきたオカルト評論家の山口敏太郎氏は「2012年にスタートしました。Kプロデューサーがうちの事務所を訪ねて来て、話し合ったのが最初ですね。なくなるのは、やっぱりさみしいですよね。地上波で頭の良いウイットに飛んだオカルト番組が少なくなりましたから、緊急検証シリーズの役割は大きいですよ」と語る。

同番組では山口氏、サイエンスエンターテイナーの飛鳥昭雄氏、UMA研究家の中沢健氏が〝オカルト三銃士〟を結成し、アニメ化もされるほど人気となった。

山口氏は「Kプロデューサーから他にテレビ番組に向いている人間はいないかと聞かれて、飛鳥先生を最初に推薦して、次に中沢君に声をかけました。それが三銃士結成の流れですね。オカルト三銃士と言う呼び方はスタッフが考えたんでしょうね。オカルト三銃士は僕の中では新選組でした。飛鳥さんという人が近藤勇局長で、僕が土方歳三、中澤くんが原田左之助、早瀬康広君が沖田総司ってな感じでしょうか。だから僕だけでも最後まで函館で戦いたいという気持ちはあります」と言う。

今年の紅白オカルト合戦で最後となるが、山口氏は紅白オカルト合戦を真剣に戦ってきた。

「いい加減な気持ちでやるのが嫌なんです。今年もまじめに取り組みたいですね。いつも体調悪くて倒れそうになってますけど、僕の場合、倒れそうな体調の方が調子がいいんですよね。神がかってくるっていうんですかね」

もうCSでオカルト番組を見ることはないのだろうか。

山口氏は「人のライフスタイルが変わりましたからね。家族そろってテレビを視聴する時代から、一人ひとりが自分が見たい時間に視聴する時代に変わりましたから。そういった意味で、CSが果たす役割は終わったのかもしれません。でも今は時代がサブスクに変わりましたから、新しいスタイルが求められているのかもしれません」と指摘する。

オカルト番組の今後について、山口氏は「今年から怪談グランプリが関西テレビの仕切りでTVer制作に変わりました。それがヒントになるかもしれません。東北新社(緊急検証シリーズ制作会社)が作ってサブスクで放送するとかね。僕が前から提唱しているテレビ番組の流動化ですよ。半分映画扱いして上映して続けていくとか。取りあえず一度終わらせといて、次の展開を考えましょう。僕は21世紀の新しいオカルト番組が見えてきてるような気がしますね」と話している。

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