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【西武】引退・増田達至に渡辺監督代行が感謝「最後までライオンズ愛を貫いてくれた選手のひとり」

東スポWEB / 2024年9月17日 10時37分

引退を発表した増田達至

西武は17日、増田達至投手(36)が今季限りで現役引退すると発表した。

増田は球団を通して「ここ数年思うように投げられない自分がいました。そんな時でも観客席から送られる熱い青炎に感謝を感じるとともに、もっとチームに貢献したい、皆さまと喜びを分かち合いたいと、僕の胸の闘志を掻き立てられました」とファンへの感謝とその声援に応えられない自身との葛藤に言及した。

その上で「クローザーとしてチームを勝利へ導く9回のマウンドに上り、その役割を果たしたときのファンの皆さまの歓声は一生忘れることはありません。もっと長くファンの皆さまと夢の続きが見たかったのですが、何より最後まで〝ライオン〟(登場曲)に込められた歌詞を胸に、ライオンズ一筋でプレーできたことは幸せでした。最後までたくさんのご声援本当にありがとうございました」と重ねて感謝の言葉を語った。

渡辺久信GM兼監督代行(59)は「セットアッパーとクローザーという一番重圧のかかるポジションで投げていたにも関わらず、とても安定したピッチングを見せてくれました。増田はとにかく体が丈夫でけがをしないので、計算できるリリーバーでしたね。FA権を取得しても残留してくれて、最後までライオンズ愛を貫いてくれた選手のひとりですし、すごくチームに貢献してくれました」と通算194セーブを挙げ一時代を築いた守護神へ労いの言葉を贈っていた。

プロ12年目の今季は12試合に登板し0勝2敗3ホールド、防御率4・09と結果を出せず。目標としていた「200セーブ」達成を前に自ら現役生活にピリオドを打った。

プロ12年間の通算成績は559試合(570回)に登板し31勝38敗194セーブ、109ホールド、防御率3・03となっている。

なお、増田の引退セレモニーは28日のロッテ戦(ベルーナ)後に行われる。

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