盗作だ！ブルーノ・マーズ関連会社がマイリー・サイラスの「フラワーズ」を訴える

ブルーノ・マーズ（ロイター）

米人気歌手ブルーノ・マーズの版権を管理する会社が今週、同シンガー・ソングライター、マイリー・サイラスによる２０２３年世界最大のヒット曲となった「フラワーズ」は、マーズの「君がいたあの頃に（Ｗｈｅｎ Ｉ Ｗａｓ Ｙｏｕｒ Ｍａｎ）」の盗作だとしてサイラス側を訴えたことが分かった。

米ニュースサイト「ＴＭＺ」が得た訴状によると、マーズの著作権を管理する米テンポ・ミュージック・インベストメント社は、昨年１月にリリースされた「フラワーズ」が、マーズの曲と「音楽的相似性が非常に高い」とし、サイラスが盗作したと主張。原告はサイラス側が問題の楽曲を配信したり、歌うことを禁止するよう求めている。

「君がいたあの頃」は、マーズが２０１２年にリリースしたセカンドアルバム「アンオーソドックス・ジュークボックス」に収録され、大ヒットした。一方、「フラワーズ」は昨年、全世界で１兆回を超え、音楽セールスの米情報サービス企業「ルミネイト」により２３年世界で最もストリーミングされた楽曲に認定された。

ちなみに、マーズは原告に加わっていない。

同訴訟について、サイラス側は現時点でコメントしていない。