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実刑の元「C―C―B」田口智治被告に金銭的不安 保釈申請せず、弁護士は国選、訴訟費用の負担なし

東スポWEB / 2024年9月17日 16時57分

元「C―C―B」の田口智治被告(左から2人目=1989年)

覚醒剤取締法違反の罪に問われた往年ポップグループ「C―C―B」の元キーボード担当・田口智治被告(63)の判決公判が17日あり、東京地裁は懲役2年(求刑懲役2年6月)の実刑判決を言い渡した。

証言台の田口被告は、両手をひざの上で握りしめ、背筋を伸ばして座り、微動だにしなかった。判決言い渡しが終わると、茫然とした表情で弁護人を見つめ、傍聴席のいとこらに目をやりながら退廷した。

閉廷後、弁護人に話を聞いた。控訴の意向は「いや、ちょっと本人と話してないので…」と答え、もし執行猶予がつかなかったらどうするかという事前打ち合わせも「いや、してないので」とのことだった。田口被告のいとことも、控訴に関し話はしておらず「本人の判断なので」とした。

「基本的に(判決は)厳しいかなとは思っていたので、本人にも『執行猶予がつかない可能性もあるから覚悟しといて』とは言ってました」と弁護人。

前回2度目の覚醒剤事件より、長く服役することになる。刑務所でも薬物依存離脱プログラムはあるが、弁護人いわく「本人は『民間の機関で(勾留先を)出てから治療します』ということは言ってましたけど、(刑務所の)中でどういうことしたいというところまでは特には言ってない」。

田口被告は執行猶予付き判決を予想していたようで、前回公判では、通っていたメンタルクリニックのギターが弾ける作業療法士と、今年のクリスマスにセッションする計画も語っていた。

前回事件で2019年2月に出所後、田口被告は「うつがひどかった」という。弁護人は、うつに関して「詳しくは聞いてない」とのことだが、現在の状態については「普通に話はできますし、特に体調が悪いと言うふうには見えなかったですけどね」と明かした。

現在無職の田口被告には金銭的問題も。今回の事件では、逮捕後に「保釈申請していない」といい、かく言う弁護人は私選ではなく国選だった。田口被告に配慮し、村田千香子裁判官は判決で「訴訟費用は被告人に負担させない」と明言した。

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