1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

共産・小池晃氏 自民総裁選候補9人の統一教会問題〝無回答〟に怒り「再調査拒否は、到底通用しない」

東スポWEB / 2024年9月17日 20時28分

日本共産党の小池晃書記局長

日本共産党の小池晃書記局長は17日に国会内で開いた会見で、自民党総裁選(27日投開票)候補者の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる対応などについて言及した。

小池氏は冒頭、安倍晋三元首相が2013年に旧統一教会の会長らと自民党本部の総裁応接室で面会した際とする写真を、朝日新聞がこの日に掲載したことに触れた。

「今日(17日)の朝日新聞で統一教会と自民党の組織的なつながりを結びつける決定的な写真、取材内容が出ています。これ(当時の)は首相動静覧に載っているので、今回の写真は動かぬ証拠だと思います。自民党は組織ぐるみで教団から組織票や選挙運動の支援をもらい、その見返りの便宜を統一教会に与えていたのではないかというふうに言われても仕方がない問題が明らかになりました」

茂木敏充幹事長は自民党と旧統一教会との関係に「これまで一切の関係を持っていないことが確認できた」と述べ、組織的なつながりを否定していた。

「全面的な再調査が必要だと思います。これは総裁選の候補者にも問われることです。こういうことにどういう態度で臨むか。今まで総裁選候補者9名は、全員が再調査を拒否している。ここまできて再調査をしませんは、到底通用しません」と小池氏は要求した。

岸田文雄首相はこの日、安倍氏が旧統一教会会長らと面談していたという報道をめぐり、報道陣から「再調査するか」との質問に「国会でたびたび説明してきた。今の段階で付け加えることはない」と答えたという。

小池氏は「(自民党と旧統一教会の)過去の接点が判明した場合は『その都度、説明を果たす』と言明されていた。まさに決定的な接点が判明した以上、自民党総裁、現総理として全面的に再調査する責任がある。安倍さんは亡くなったが、萩生田光一氏と岸信夫氏は(写真に)写っていますので、何が話し合われたか知っています。きちっと国民に対して説明責任を果たすべきだと強く求めたい」とした。

総裁候補者に対しては「『しんぶん赤旗』が統一教会の問題で、9候補者に『関連団体と接点があるのか』などアンケートを採った。1人も回答がありません。こういう問題にほおかぶりしたまま、総裁選に臨むことは許されないと思います」と小池氏は明かした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください