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住田裕子弁護士 スーパーの万引犯…中高年が多い理由を解説「社会で考えるべき重要な問題」

東スポWEB / 2024年9月17日 21時7分

住田裕子弁護士

元検事で弁護士の住田裕子氏とお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の吉田敬が17日、関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」に生出演。

番組ではスーパーの万引Gメンと万引き犯のVTRを検証した。

検事の最初の仕事が万引犯の対応だと説明した住田氏は「最初は(万引を)認めている人を対応するんです。その次に否認する人を呼んで、やった時に、どれだけウソをつくか。さんざん知るんですね」と明かした。

万引犯は、意外に50代の男女に多いという。「中高年が多い。いろいろ見ていると、(生活に)困っている、金銭的に不安がある、孤立している寂しい人。若い人だったら、ストレスとか、面白がってスリルを…というのもあるんですけど」と犯行の動機を並べた。

今回のVTRに出た万引犯は、すべて高齢女性の犯行を撮影したものだった。吉田は「万引してアホやな。人生の最後の方にこうなってしまうのは、認知的な部分とか感じる」と私見を述べた。

それを受けて住田弁護士は「ここらへん(80代)になって来ると、繰り返す人が多いんですよね。深刻な問題だと思ってまして、物欲ってのは人間の生存本能の第一歩なんです。お金に不安があった時に、つい目の前にある食べ物に手を出してしまうんですよ」と指摘。

続けて「以前は微罪処分で釈放することが多かったんですけど、罰金ができたのは、そもそもいきなり刑務所じゃなくて、まず罰金で痛みを感じろという罰金刑ができたんです。罰金を払えなかったら留置場に入る。それから公判請求していくんです。今後、社会で考えるべき重要な問題だと思います」とコメントした。

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