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アキバを制す者が総裁選を制す!?秋葉原街頭演説会は超厳戒態勢 過去にトラブルも

東スポWEB / 2024年9月18日 6時11分

麻生人気はすさまじかった(2008年)

自民党総裁選(27日投開票)で19日に東京・秋葉原で街頭演説会が開かれることになった。サブカルの聖地であるアキバは自民党にとって相性の良い場所でもあるが、過去にはトラブルも多数起きている。

12日の告示後、党本部や日本記者クラブでの演説会のほか、名古屋、福島、金沢、沖縄などの地方でも演説会が開催されてきた。19日夕方に秋葉原電気街口で開かれるのは東京ブロック管轄での演説会になる。

自民党とアキバといえば麻生太郎元首相との縁が深い。オタク文化に造詣が深い麻生氏は2007年の総裁選で、秋葉原で街頭演説を行い「ローゼン閣下」と声援を受けた。総裁選に敗れはしたが、〝麻生人気〟を見せつけ、翌年の首相就任につながる原動力となった。

以後、麻生氏は盟友の安倍晋三元首相とともにアキバ演説が恒例化となり、日の丸を持った支持者が集まる〝聖地〟と化していたが、17年の都議選ではアンチが集結。「安倍辞めろ」コールにキレた安倍氏が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と叫んでしまい、選挙にも敗戦し、一転して鬼門となった。

それでも18年の総裁選では石破茂氏と一騎打ちとなった安倍氏が再び同所で単独演説会を開催し、リベンジとばかりに総裁選圧勝につなげていた。

過去最多の9人が立候補しての総裁選では、厳戒態勢の警備が敷かれる。街頭での演説会は名古屋で開催しただけで、秋葉原ではタクシープールが閉鎖され、演説会場に入るには金属探知機による身体及び手荷物検査、ペットボトルなどの飲み物チェックなどが行われる予定だ。

「次期首相候補9人が一堂に会するわけですからリスクは大きいが、秋葉原で開くことでの話題性を取ったということでしょう。警備やスタッフは神経をすり減らすことになります」(党関係者)

総裁選はトップ争いはもちろん、中盤争いも熾烈になってきている。各候補者は何とかアピールしたいところで、〝絶対に負けられない〟アキバ決戦となる。

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