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【太田理恵の競輪〝エレガント〟分析】平塚オールスターのタイムを徹底分析!

東スポWEB / 2024年9月18日 14時3分

GⅠでは10秒台のラップが当たり前のように出る時代になりましたね

こんにちは、東スポ競輪アンバサダーの太田理恵です!

先月の平塚GⅠオールスター競輪では、古性優作(33=大阪)選手が安定の強さを見せて優勝しました。今年は特に活躍が目立つ窓場千加頼(32=京都)選手も、連日良い動きを見せて、決勝では中団からの先まくりで古性選手の優勝に貢献し、自身も準優勝でした。

オールスターでは連日タイムを分析する中で、半周のタイム10秒台を続けた選手に注目したので、振り返りたいと思います。まずは2日目の藤井侑吾(29=愛知)選手。打鐘前で仕掛けると、打鐘からホームが10秒6、ホームから最終バックが10秒9で3着に粘りました。

3日目には藤井選手のほか、河端朋之(39=岡山)選手、太田海也(25=岡山)選手も同様のタイムを出しました。藤井選手は7着だったものの、打鐘前から思い切り仕掛けて打鐘から最終バックが10秒9、10秒9の先行でした。

河端選手も9着ではありましたが打鐘から最終バックが10秒8、10秒8と抜群のかかりで主導権を握りました。太田選手は松浦悠士(33=広島)選手を番手に従えて打鐘前からスパートし、打鐘から最終バックまで10秒9、10秒9のラップを刻むと、松浦選手を振り切り1着でした。

5日目には山口拳矢(28=岐阜)選手が、打鐘から最終バックにかけて10秒9、10秒7と早めの仕掛けを見せました。まくりが得意という印象が強い山口選手ですが、このタイムで1周を駆けられるというポテンシャルの高さを示しました。

最近のGⅠでは半周を10秒台、またはそれに近いタイムで1周走れる選手がいるので、後方に置かれた選手は相当の脚力差がないと、巻き返すのが厳しいと改めて感じたシリーズでした。

また、京王閣ナイター(8月25~27日)では、田中勇二(35=岡山)選手の鋭さが目に止まりました。

初日は前が不発の展開も直線で鋭く伸びて1着。2日目は大きく離れた7番手の苦しい展開でしたが、もう少しで確定板という伸びで直線強襲。結果は5着でも、大きなインパクトを残しました。最終日はまくりラインの3番手から直線を伸びてシリーズ2勝目。名古屋ナイター(9月3日~5日)では決勝に進出しており、調子は上向きなようです。

今月は青森GⅢ(26~29日)、来月は京王閣GⅢ(10月26~29日)を控えているので、注目してみてください!

☆おおた・りえ 1992年6月22日東京都生まれ、東京大学大学院卒、ミス・ワールド2014日本大会審査員特別賞、同大会2015実行委員長賞受賞、同大会2020日本伝統文化賞。

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