【ＦＩＧＨＴ ＣＬＵＢ】ＹＡ―ＭＡＮｖｓ木村ミノルはドーピング検査なし 木村「大丈夫。神に誓ってやってない」

対戦を発表したYA-MAN（左）と木村〝フィリップ〟ミノル

ＲＩＳＥオープンフィンガーグローブ（ＯＦＧ）マッチ６５キロ級王者のＹＡ―ＭＡＮ（２８）が１８日に会見し、自身がプロデュースするＯＦＧキックイベント「ＦＩＧＨＴ ＣＬＵＢ．２」（１０月５日、会場非公表）で木村〝フィリップ〟ミノル（３１＝ブラジル）と対戦すると発表した。

昨年１１月の旗揚げ戦で朝倉未来と対戦しＫＯ勝利したＹＡ―ＭＡＮは今回、７２キロ契約の３分３ラウンドで木村と対戦する。ＹＡ―ＭＡＮは「格闘家というかキックボクサーとしてはすごい強い選手とは思っています。でも人間として弱いのかなと思っているので、そんなヤツには負けないなと持っています」とドーピング検査陽性になった木村の過去を引き合いに勝利を誓う。その上で「パンチ力はすさまじいと思うので。最近、試合をしていて刺激がないというか、自分自身、昔みたいなヒリヒリ感がない。でも、もし木村ミノルのパンチもらったらどうなるか分からないので、そのヒリヒリ感の中で試合をしたいというか、中毒なんですよね。その中でやりたいです」と闘志をみなぎらせた。

対する木村は「気持ちが強いしダウンしても立ち上がる。彼が言うように、僕には臆病なところがあるって言う部分では真反対なのかなって。僕は弱いところがあるかもしれないけど、それ以上に戦うことが好きなんで、今はむちゃくちゃ楽しみです」と闘志。契約体重で大きく歩み寄った相手に「ＹＡ―ＭＡＮ選手の男気なのかと思います。前の試合から期間がなくて提示した体重なんですけど、それを受け入れてくれて感謝しています」と敬意を示す。また初挑戦のキックルールでのＯＦＧについては「合っていると思います。スパーリングとかでやっていると、やりやすい」と拳を握った。

なお、ドーピング検査についてＹＡ―ＭＡＮは「ないっすね。ドーピングはダメですけど、俺はファイターとして木村ミノルを信じてるので」とまさかの検査なしを断言。これに木村が「大丈夫だよ。神に誓ってやってない」と答えると「木村ミノルを信じてやるしかない。まあ、どっちにしても個人としてはやってみたいだけですしね」と笑みを浮かべた。

また、そのほかのカードは今後、発表される。