【広島】痛恨逆転負けで再び連敗 大失速に新井監督「しっかり切り替えて明日の試合に」

広島・新井監督

再び連敗…。広島は１８日のヤクルト戦（神宮）に４―５で逆転負けを喫した。

赤ヘル打線が４回まで３点を先取する展開も、先発・九里が中盤に崩れた。４回に燕の主砲・村上に２ランを被弾すると、５回には二死二塁からサンタナに適時打を浴び、同点に追いつかれると、続投した６回も立ち直れなかった。一死から山田、中村に連打され、一、三塁。たまらず新井貴浩監督（４７）は、２番手・塹江にスイッチ。イヤな流れを止めにかかったが、一度手放した試合の流れは鯉には戻らなかった。

塹江は一死満塁から代打・松本直に勝ち越し犠飛、続く長岡にも適時打を浴び、３―５と燕軍団に一気に試合をひっくり返されてしまった。

打線は７回に３連打で１点を返すも、反撃はここまで。試合後の新井監督は「なかなかかみ合わない状況だけどね。しっかり切り替えて明日の試合に臨みたい」と話し、球場を後にした。これで１６のにＤｅＮＡ戦から再び連敗となり、９月は３勝１２敗。８月まで首位に君臨していたチームの勢いは完全に消失し、終盤戦は、大失速となっている。