【中日】高橋宏斗が４敗目 立浪監督辞意に「僕の試合で発表されるのはとても責任を感じる」

６回３失点の高橋宏斗

中日・高橋宏斗投手（２２）が今季限りでの辞意を表明した立浪和義監督（５５）への思いを吐露した。

１８日の阪神戦（バンテリン）に先発し、６回３失点と力投したが、チームは３―８で敗れ４敗目。「自分の球が全然投げられなかったのと、後半まで修正できなかったというのがある」と猛省した。

チームは３年連続Ｂクラスが決定し、ＣＳ進出が完全消滅したことで立浪は試合後、辞意を決意した。そのため４年目右腕は「僕は与田監督に取ってもらって、立浪監督に育ててもらった選手なので、僕の試合でこうやって発表されるのはとても責任を感じます。いくら監督が責任を取ったとしても、やっているのは選手なので。そこは選手全員が責任を感じて行動を変えていかないといけないと思うし、その責任は僕にもある」と打ち明けた。

続けて「悲しさというか、何か僕が変えられたんじゃないかと。（二軍スタートだった）開幕の１か月もありましたし、投手全員がもっと責任感を持って戦っていればもっと変わっていたのかなと感じた」と責任を痛感している。

その上で立浪監督への感謝も忘れない。「悲しいというよりかは何とも言えない感じです、一軍で１試合も投げていない時から一軍キャンプに呼んでもらって開幕ローテーションにも入れてもらったので、感謝しかない。誰が何と言おうと、立浪監督に育ててもらった選手」と言い切った。