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【秋場所】大の里が無傷11連勝で大関へ一直線 秀ノ山親方は実力に太鼓判

東スポWEB / 2024年9月19日 6時13分

無敗街道を突き進む大の里

本物の実力だ。大相撲秋場所11日目(18日、東京・両国国技館)、関脇大の里(24=二所ノ関)が幕内琴勝峰(25=佐渡ヶ嶽)を一方的に押し出して完勝し、単独首位を堅守した。この日の取組について、元大関琴奨菊の秀ノ山親方(40=本紙評論家)は「大の里は相手の出足をしっかり正面で受け止めてから、馬力を生かして根こそぎ持っていくような相撲だった。どんな状況になっても慌てないし、この日も落ち着いて相撲が取れていた」と高く評価する。

今場所全体の相撲内容についても「大の里は右差しが得意なんだけど、今場所は安易に半身の体勢から差しにいっていない。右を差しつつ、左のおっつけで相手を起こしているから、今まで以上に厳しい攻めができている。『点』ではなく『面』で攻めるイメージ」と分析した。2場所前の初優勝から一転、先場所は9勝どまり。今回の〝再加速〟は、決して偶然の結果ではないという。

秀ノ山親方は「先場所の悔しい経験、その前の場所の初優勝、さかのぼればアマチュア時代の一発勝負のトーナメントで培われた集中力…。これまでに積み重ねてきた経験の全てが、今の相撲に凝縮されている。今場所は、ただ勢いで勝っているのではない。確実に力をつけて、その結果として勝っている印象」と実力に太鼓判を押した。

審判部は残り4日間の成績と相撲内容を踏まえて、大関昇進の可否を正式に判断する。秀ノ山親方は「このまま千秋楽まで、しっかり自分の相撲を取り切ってもらいたい」と大関候補に向けてエールを送った。

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