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【巨人】浅野翔吾が打順変動にアジャストできる理由 ファームの〝桑田流指導〟が奏功

東スポWEB / 2024年9月20日 0時18分

2回、好守で東京ドームを沸かせた浅野

若きG戦士が攻守で躍動した。巨人の浅野翔吾外野手(19)が19日のDeNA戦(東京ドーム)に「2番・右翼」で先発出場し、好守に加えて4打数1安打。チームも6―0と完封勝利を飾り、4年ぶりのリーグ優勝へ向けてマジックを「8」に減らした。

3点リードで迎えた2回だった。一死走者なしから宮崎が右中間へ強く放った打球に対し、右翼守備に就いていた浅野は背走しながらジャンピングキャッチ。抜けていれば長打になるかと思われたが、フェンスに激突して横に一回転しながらもボールを離さず華麗な美技で右飛に打ち取った。このプレーにはスタンドから大きな歓声が沸き起こり、先発・戸郷も脱帽しマウンド上で敬意を表した。

攻撃でも、まさに「仕事人」の働きぶりを見せた。3―0の5回先頭で打席に立つと三塁へセーフティーバントを仕掛け、見事にセーフ。技ありの一打で勢いをつけると一死一塁から岡本和に特大の25号2ランが飛び出し、貴重な〝だめ押し〟をきっちり演出した。試合後の浅野は「3点ではまだ野球が何が起こるかわからないんで、とにかく1点でも多く取りたかった。ちょっと打てる気がしなかったんで、可能性のある方でセーフティー(バント)をしました」と振り返った。

臨機応変に対応する能力はプロ2年目ながら光り輝いており、早くもその才能を開花させつつある。

この日は2番、前日の同カードは5番、15日の中日戦(東京ドーム)では6番と固定された打順でないものの柔軟に対応し、状況に応じた打撃で結果を残している。

そのきっかけは「ある人」が行った対策が奏功したようだ。

「ファームで桑田(二軍)監督にいろんな打順を打たせてもらって、一軍で対応できるようにっていうのをしてくださってたんで、そこを変えることなく、二軍と同じように一軍でできているのがいい結果につながっているんじゃないかなと思います」(浅野)

桑田二軍監督の教育方針により、あらゆる打順を任されてもアジャストできるようになった。若武者がVロードをまい進する阿部巨人の土台を支えている。

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