【阪神】岡田監督 逆転Ｖへの秘策・ビーズリー中継ぎ待機プラン明かす「投げるとこないからな」

ビーズリー

阪神・岡田監督が１９日にナゴヤ球場で行われた指名練習を視察。終了後には報道陣の囲み取材に応じ、「ビーズリーは中入れようかなと思って」と今季は先発ローテの一角を担っていたビーズリーの中継ぎ待機プランを明かした。

首位・巨人を２ゲーム差で追うチームは、２０日から牧、オースティン、宮崎ら右の好打者が揃うＤｅＮＡとの２連戦（横浜）に臨む。勝ちパターン・右腕石井の状態が「あまり良くないよな」（岡田監督）という中で、今季１２試合に登板し、８勝（２敗）防御率１・７２と安定した成績を残している助っ人がリリーフに加わると頼もしい。指揮官も「投げるとこないからな。もったいないねん。ハッキリ言うて」としつつ、「（本人も）もうそら分かってる。今年何勝したん？ ８勝したんか。大したもんやで」と信頼を口にした。

また、負けられない戦いが続く中で、盤石な先発陣にアクシデントがあった際の代役としてももってこいだ。虎将は「ビーズリーみたいに先発を中に入れてな、もしも、調子じゃなしにボールが当たったりしてなあ、早いイニングでな、そんなん何が起きるか分からへんからな、ゲームなったら。それに対応できる戦力が入れられるからな」とうなずいた。

泣いても笑っても残り９試合。首位・巨人にマジック８が点灯しているが、勝負の９月は１１勝３敗と絶好調の岡田虎。一戦必勝で戦い抜き、逆転ミラクルＶを虎視眈々と狙うだけだ。