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【ソフトバンク】球団関係者の懸案材料は「胴上げなし優勝」 変則日程で〝宿舎待機〟の可能性

東スポWEB / 2024年9月20日 6時9分

寂しいV奪還の可能性もあるソフトバンク・小久保監督

優勝が目前に迫るソフトバンクに予想外の懸案材料が浮上している。ここまで131試合を消化し、81勝47敗3分けと首位を独走。2位・日本ハムとは9ゲーム差をつけ、優勝マジックは「5」と4年ぶりのリーグ制覇が近づいている。

だが、そんなホークスに懸念材料があるという。それは22日に優勝が決定した場合に起こる〝珍現象〟だ。

原因は22日の試合開始時間にある。本拠地のみずほペイペイドームで行われるソフトバンク―楽天は13時開始のデーゲーム。一方、日本ハム―オリックス(京セラ)は18時開始のナイトゲームとなっている。

問題となるのは、22日に日本ハムの結果次第で優勝が決まるケースだ。ソフトバンクの面々は福岡でひと足先に試合を終え、翌23日のオリックス戦(京セラドーム)に備えてすぐに大阪へと移動。現地の宿舎で戦況を見守ることになる。

そのため仮に日本ハムが敗れた場合、優勝決定の瞬間を宿舎で迎えることになる。この時に考えられるのが、まさかの「胴上げなし優勝」だ。

祝勝会やビールかけの準備は球団が前もって進めており、場所がどこであろうと開催は可能。しかし胴上げに関しては話が別だ。基本的に宿舎には目の前にファンもいなければ、行えるスペースもない。胴上げを敢行するには、あまりにも不向きなシチュエーションなのである。

それならば22日は大阪に移動しないで福岡の本拠地に居残り、日本ハムの試合を見届けるという選択肢も考えられる。しかしながら翌日に試合を控えているため、コンディション面や試合の準備を考慮すると最良の選択とは言い難い。ましてや当然のことながら日本ハムが敗れるとは言い切れず、リスクが生じる。

これまでのプロ野球史を振り返れば、先に試合を終えたチームが球場でマジック対象球団の試合をモニター越しに観戦し歓喜の瞬間を迎え、胴上げを行ったケースは確かに多々あった。だが、それはあくまでも球場に待機し、優勝決定が決まった場合に限られる。

この珍事は変則的な日程と優勝のタイミングが重なることによって発生する「レアケース」と評していい。いずれにせよ、球団内部で頭を悩ます関係者は少なくないようだ。実際に現場からも「他力本願にもなるが、それは避けたい」「さすがに胴上げができないのはさびしいですね…」との声が飛び交い始めている。

4年ぶりのリーグ制覇は目の前。万が一に備えて球団は後日行われる優勝セレモニー時に胴上げを実施するプランも用意しているというが、鷹党が待ち望んだ歓喜の瞬間に選手が宿舎にいるのではあまりにも味気ない。こうした心配も取り越し苦労で終わればいいが、果たしてどうなるか。

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