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【陸上】不破聖衣来「拓大のエースとして…」 全日本大学女子駅伝で悲願の初優勝へ意気込み

東スポWEB / 2024年9月20日 11時3分

ショートカットになった不破(右から2人目)

全ては〝杜の都〟のために――。陸上の日本学生対校選手権初日(19日、神奈川・等々力陸上競技場)女子1万メートルが行われ、日本歴代3位の記録(30分45秒21)を持つ不破聖衣来(拓大4年)は、33分12秒79で7位入賞。悲願の初優勝を目指す10月の全日本大学女子駅伝に向けて、明るい兆しが見えてきた。

「こっちの方が歴が長いんですよ(笑い)」。伸びた髪をばっさり切り、ショートカットで挑んだ約4か月ぶりのレース。本格的な練習を開始したのは約1か月前だが、8000メートル付近までトップで引っ張った。「順位やタイムは悔しい気持ちがあるが、レースまでの練習の過程を考えると、自分の中では納得のいくレースになった」と一定の手応えを語った。

近年はケガに悩まされるも、その期間を使って五十嵐利治監督と体づくりに着手。「ケガをしなかったら教わらなかった補強(運動)とかやるべき食事とかも含めて学べた」と復活への道のりを歩んでおり、直近の目標は全日本大学女子駅伝に設定した。

「自分が入学した時から4年生になる年には優勝という目標があった。今年はぶらさずに優勝を目指してみんなで頑張っている。そこは自分自身も最後まであきらめずに目指したい」と力を込めた。

不破の全日本大学女子駅伝への熱い思いは、五十嵐監督も肌で感じている。「チームとしては優勝を目標にしているし、聖衣来は個人の目標よりもチームの目標に対して自分がどういう仕事をするかしか考えていない」。今大会は調整の一環で出走しており「今より聖衣来(の状態)が悪くなることはないんじゃないかな。9・2キロ(最長区間の5区を)を1キロ3分20秒くらいで走れるというのがわかった。ある程度計算できると思った」と収穫を口にした。

全日本大学女子駅伝は名城大が7連覇中。主将の谷本七星(4年)を中心に、今年も厚い選手層を誇っている。それでも、簡単に頂点の座を明け渡すつもりはない。不破は「自分が拓大のエースとして引っ張っていかないといけない。でも今日の結果では全然力不足だと思う。残りの期間は限られているけど、しっかり調子を合わせていけるように、これからの期間をもっと大事に過ごしていきたい」と意気込んだ。

全日本大学女子駅伝まで約1か月。拓大のエースはチーム一丸で絶対女王の壁を崩しにかかる。

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