【スケートボード】パリ五輪金・吉沢恋は〝自分らしさ〟を強調「今まで通り滑れるのが一番」

Ｘゲームズに出場した吉沢恋

スケートボード女子ストリートでパリ五輪金メダルの吉沢恋（ＡＣＴ ＳＢ ＳＴＯＲＥ）は〝自分らしさ〟を貫いていく構えだ。

パリ五輪後初となる国内での実戦となったアクションスポーツの国際大会「Ｘゲームズ」初日（２０日、千葉・幕張メッセ）の同種目予選では、ランの１本目に８０・３３点をマーク。全体４位で２１日の決勝にコマを進めた。演技後には「今までにないようなセクションだったのでちょっと気になったりとかするけど、自分が使えるところを使ったのであまり気にしてなかった。２本目に少しミスをしてしまったので、その分があると（自己採点は）８０点ぐらいかな」と振り返った。

この日は平日ながら多くの観客が来場。「サインを求められたりとか、五輪の影響はすごく大きいなと思う」と率直な印象を口にした一方で、平常心を強調。「自分が五輪で優勝したからと思って滑っても今までみたいな結果はついてこないと思う。今まで通り自分らしく滑れるのが一番」と自らに言い聞かせた。

パリ五輪後もハードスケジュールをこなしているが「疲労は多少あるけど、すごく自分も出たかった舞台。あまり疲れを見せずに楽しんで滑りたい」ときっぱり。決勝も楽しむ気持ちで自身のパフォーマンスを発揮する。