【秋場所】貴景勝が現役引退 深刻な首痛の影響で決断 闘志あふれる突き押し相撲で優勝4回
東スポWEB / 2024年9月20日 18時13分
大相撲秋場所13日目の20日、関脇貴景勝(28=常盤山)が日本相撲協会に引退届を提出した。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)が明かした。
貴景勝は9度目のカド番で臨んだ7月の名古屋場所で負け越し、大関から関脇へ転落。今場所は10勝を挙げて特例での大関復帰を目指していた。しかし、慢性的な首痛の影響で初日から2連敗。「頸椎椎間板ヘルニア、3週間程度の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して、3日目から休場していた。すでに大関復帰の可能性が消滅し、来場所は平幕への転落が決定的となっていた。
師匠の常盤山親方は貴景勝の進退について「本人の気持ちを一番に尊重してあげたい」と話し、近日中に結論を出す方針を示していた。秋場所11日目の18日に本人から引退の申し出があったという。
兵庫・芦屋市出身の貴景勝は、埼玉栄高から貴乃花部屋へ入門。2014年秋場所で初土俵を踏んだ。2018年10月、師匠の貴乃花親方(元横綱)が日本相撲協会を退職したことに伴い、現在の常盤山部屋へ転籍した。闘志を前面に出した力強い突き押し相撲で大関の地位まで上り詰め、通算4度の優勝を達成。一方で、首やヒザなど度重なるケガの影響で2度の大関陥落を経験した。
今後は相撲協会に残り、親方として後進の指導にあたる見通し。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
貴景勝 涙の引退会見「手をいっぱい伸ばしたけど、届かなかった」横綱の夢 それでも「幸せな相撲人生」
スポニチアネックス / 2024年9月21日 13時49分
-
貴景勝が引退、そして気になる親方の資質…《突き押ししか出来ないのにどんな指導ができるの?》
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月21日 9時26分
-
28歳の元大関・貴景勝、現役引退し年寄「湊川」襲名へ…師匠・常盤山親方「よくやったと思う」
読売新聞 / 2024年9月21日 5時30分
-
貴景勝 横綱昇進の夢果たせず…首痛に悩み28歳で引退 V回数は現役では照ノ富士に次ぐ4回
スポニチアネックス / 2024年9月21日 4時30分
-
元大関・貴景勝が現役引退へ 28歳1カ月は平成以降の横綱大関で最年少 首痛で決断…常盤山親方明かす
スポニチアネックス / 2024年9月20日 18時1分
ランキング
-
1新庄監督、来季続投は「ビジョン浮かんでこない」 まずは下克上での日本一へ全力
Full-Count / 2024年9月26日 22時9分
-
2日本ハム、新庄政権で初CS進出 清宮がV弾…逆転勝ちに球場熱狂、6年ぶりAクラス
Full-Count / 2024年9月26日 20時55分
-
3“生きる伝説”が引退「ついにこの日が」 歴代最多576試合…決断に衝撃「時代が終わる」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月26日 14時30分
-
4錦織圭「完売ですって言われて、ちょっとドキッとして緊張が巡った…」チリッチ討ちの有明で爆笑あいさつ
スポニチアネックス / 2024年9月26日 22時7分
-
5大谷の盗塁能力が急きょ「C」→「A」に! プロスピ製品版最新作 開発陣「今季の活躍を見てポテンシャルの高さ確認」
よろず~ニュース / 2024年9月24日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください