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阿部克臣弁護士 旧統一教会問題で総裁選候補者に真摯な対応を要求「一律で答えないでいいのか」

東スポWEB / 2024年9月20日 22時8分

阿部克臣氏

全国統一教会被害対策弁護団の阿部克臣弁護士は20日、国会内で開かれた立憲民主党「第67回統一教会国対ヒアリング」に出席した。

全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は12日に自民党総裁選(27日投開票)、立憲代表選(23日投開票)の候補者宛てに「旧統一教会についての公開質問状」を出していた。

全国弁連は18日に司法記者クラブで開いた会見で、立憲代表選候補者4人からは世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題の取り組みに強い姿勢で対応する答えがあったが、総裁選候補者9人全員からの回答がなかったことを明かした。

阿部氏は「会見が終わった日(18日)の夜に唯一、ファックスで届いたのが小泉(進次郎)氏の事務所(小泉進次郎選挙対策本部)から『各方面からのアンケートにつきましては、別添、党からの通達により、回答を見送らせていただきますので、ご理解のほど、お願い申し上げます』というのがきました」と明かした。

進次郎氏の選対は、自民党本部総裁選選挙管理委員会の逢沢一郎委員長による4日付の「総選挙に関する各種アンケート等への対応について」も一緒にファックスで送ったという。

その内容は同委員会で各種の報道機関や団体、インターネット調査でのアンケートについては、「総裁選への投票行動に影響を与える可能性が大きいことから公正・公平ば運営を行うため、自粛する意向を決めた」というものだった。

「これ非常に残念でして選挙に関しては、さまざまな質問が寄せられるものですけども一律で答えないでいいのか。むしろきちっと答えることによって、さまざまな判断材料が選挙権を有する方とか、有権者に与えられるという重要な意味があると思います」と指摘した。

17日に放送されたTBS「ニュース23」の番組で司会者が総裁選候補者たちに「過去の統一教会の問題を再調査する意思はありますか」と質問したことにも触れた。

阿部氏は「9名全員が沈黙したのも私は非常に残念でした。私として申し上げたいのは、各候補者の先生が『新しい自民党を作る』とか『新しい景色をみせる』とおしゃっているわけです。本当に思うのであれば、統一教会の問題は避けて通れないと思います。過去の部分に真摯に向き合ってこそ、はじめて党の信頼回復ができるんだと思います」と出席した立憲議員や各省庁の担当者たちに向けて訴えた。

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