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アラブ系メディア「アルジャジーラ」も大谷翔平を祝福 中東で欧州で大谷がメディア席けん

東スポWEB / 2024年9月21日 10時38分

大谷翔平の快挙を伝えるアルジャジーラ電子版

世界中が〝大谷狂騒曲〟だ。メジャー史上初となる50本塁打、50盗塁の「50―50」を達成した勢いで「51―51」にまで伸ばしたドジャース・大谷翔平投手(30)。歴史的偉業から一夜明けた20日(日本時間21日)、大谷の快挙達成は世界のメディアを駆け巡った。野球がメジャーではない国でも大々的に取り上げられ、意外なところからも祝福される大フィーバーぶり。大谷に国境はない。

大谷は19日(同20日)の敵地マーリンズ戦で自身初となる3打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点、2盗塁と歴史的爆発。「50―50」を達成し、すぐさま51号を放ち「51―51」に塗り替えた。この偉業は国やジャンル、思想を超えて世界中に報じられた。

米国を代表する経済誌「フォーブス」は「MLB史上最高の試合で大谷翔平の伝説が深まる」の見出しで大谷を特集。宗教団体の機関紙として創刊された「クリスチャン・サイエンス・モニター」は大谷を「スターの模範としてのプロアスリート」と称賛し、「母国の日本では彼の記録破りの日に感謝の気持ちで反応した。彼が高校で家計を助けるために公衆トイレを清掃したことを思い出す人もいた。彼の新記録は忍耐力、規律、謙虚さなど日本のファンが野球で大切にしていることをたたえている」と大谷の人間性にも触れた。

普段はほとんど野球を扱うことのない欧州メディアも大谷の快挙を報じた。英メディア「BBC」は「野球の歴史に名を残した」「彼は史上最高の選手として記憶されるかもしれない」と指摘した。英紙「ガーディアン」も「二刀流のスターが3本塁打、2盗塁で勝利」と報道。スペイン紙「マルカ」も「日本人が50―50を達成。これまででは考えられないこと」と伝えた。

英紙「インディペンデント」は偉業を伝えた上で「ファンがキャッチしたボールは数十万ドルの値が付く可能性がある」とし「ホームランボールを取り戻すには巨額の代金を支払わなければならない」とし、英紙「デーリー・メール」は専門家の見解として「50万ドルで売れる可能性がある」と報道した。

一方、「大谷翔平はリーグ史上初めて1シーズンで50本塁打と50盗塁を記録し、MLBの歴史に名を刻んだ」と報じたのはアラブ系最大のメディア「アルジャジーラ」電子版だ。

大谷が「ショータイム」の愛称で親しまれていると伝え「大谷にとって今年は波乱に満ちた年だった。彼はヒジの再建手術から回復し、かつての友人で通訳の水原一平がスポーツギャンブルの借金返済のため彼から数百万ドルを盗んだスキャンダルにも耐えているため、今シーズンは登板していない」と足跡も添えて「できるだけ早く乗り越えたかった」という大谷のコメントを記載した。

さらに「大谷の成功は金曜日の朝のニュース番組や日本のソーシャルメディアを席けんした。新聞は東京だけでなく、大谷の故郷である岩手県北部を含む他の場所で急いで増刊された」と快挙に湧く日本列島の興奮も報じ、林芳正官房長官の「私たちは心の底から彼を祝福したい」というコメントで締めた。

「アルジャジーラ」といえば、2001年9月11日の米国同時多発テロ事件でテロの首謀者、ウサマ・ビンラディンの声明を独占放送するなど「反米」のイメージが強く、米政府から問題視されていたこともあった。そんなメディアからも祝福された大谷はまさに世界平和の象徴といえる。

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