亀田大毅氏が群雄割拠バンタム戦線を予測 来年「那須川―武居」「拓真―中谷」の２大決戦

亀田大毅氏

ボクシングの元２階級制覇王者でＫＷＯＲＬＤジム会長の亀田大毅氏（３５）が２１日までに自身のユーチューブチャンネルを更新し、日本人王者４人が君臨する世界バンタム級戦線の今後を展望した。

大毅氏は１０月１４日にＷＢＯアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦（東京・有明アリーナ）でジュルウィン・アシロ（２３＝フィリピン）と対戦する那須川について「判定で天心の勝ち」と宣言。その上で「この階級はめちゃくちゃ強いんで。世界チャンピオンが」と、天心が頂点を目指す世界バンタム級戦線の今後について予測した。

那須川は、現在ＷＢＡ２位にランキングされており、ＷＢＡ世界王者の井上拓真（大橋）との対戦も期待されていることに大毅氏は「やらないし、そういうマッチメイクにならないと思うんですよ。なんでかって言うと、この試合が終わったら中谷選手（潤人＝Ｍ・Ｔ）と井上拓真選手（大橋）が当たると思うんですよ。これがバンタム級の頂上決戦になる」とみていた。

さらに大毅氏によると、那須川がＷＢＯアジア・パシフィック王者になるため、ＷＢＯ同級王者の武居由樹（大橋）が対戦することになるという。「来年の目玉のカード。（井上拓真―中谷戦とともに）２大タイトルマッチになる」と予言。また那須川―武居戦の試合結果についても「今なら武居。来年なら五分に試合になると思う」と分析していた。