レアル・マドリード本拠地でのコンサート中止波紋 主催の韓国「ＫＢＳ」が謝罪や金銭をクラブ側に要求

サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム（ロイター）

スペイン１部レアル・マドリードは、１３日に本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで開催予定だった複数のコンサートを中止にすると発表していたが、韓国から抗議が入った。

今回の発表の中で、１０月１４日に予定されたＫポップコンサート「ミュージック・バンク」の開催中止も入っていた中、イベントを主催する韓国の放送局「ＫＢＳ」は〝ドタキャン〟に怒り心頭だ。１９日に発表した声明で、Ｒマドリード側に一方的なキャンセルの説明と謝罪、金銭的な責任も求めた。さらに公演再開へ向けて、クラブ側にもう一度努力することを促した。

Ｒマドリードの本拠地スタジアムでのコンサート開催による、騒音問題やゴミの散乱などによる環境問題で、周辺住民から苦情が殺到したため、中止などの措置に至った。