【ソフトバンク】４年ぶり優勝で小久保監督、孫オーナーを歓喜の胴上げ

パ優勝を決め胴上げされるソフトバンク・小久保監督

ソフトバンクが２３日のオリックス戦（京セラ）に９―４で勝利し、４年ぶり２０度目（南海、ダイエーを含む）のパ・リーグ制覇を果たした。

試合前時点でマジックは「１」。ホークスが勝利、もしくは２位・日本ハムが敗れた瞬間に優勝が決まるという状況で臨んだ一戦は鷹打線が爆発した。

１点ビハインドの４回に周東が勝ち越しの適時三塁打を放つなど３点を奪い逆転。５回にも３点を追加するなど計１５安打９得点。前日１７安打１１得点の勢いそのままに猛威を振るった。

５点リードの９回にはヘルナンデスが登板。簡単に二死を取ると、最後は代打セデーニョを見逃し三振に切ってゲームセット。ナインはマウンドに駆け寄り、歓喜の輪が広がった。

小久保監督は笑顔で選手と抱き合うと、敵地・大阪で８回、宙に舞った。そして孫オーナーも優しく選手たちに抱えられ、５度胴上げされた。

今季は１３５試合を消化し８５勝４７敗３分け。開幕ダッシュに成功し、４月４日に首位に立つと、着実に貯金を積み重ね、一度も首位を明け渡すことなく走り切った。特に６月は１７勝５敗１分けと強さを発揮した。