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【バレーボール】石川祐希の驚きの〝経済効果〟とは 専門家も仰天「改めて実感できる事例」

東スポWEB / 2024年9月26日 6時3分

石川祐希の経済効果とは

驚きの経済効果とは――。バレーボール男子の石川祐希(28=ペルージャ)は〝日本の顔〟として、パリ五輪や世界最高峰のイタリア1部リーグで好パフォーマンスを発揮。国内外のファンから注目を集めている。29日(日本時間30日)に開幕するリーグ戦を前に、日本のエースの影響力を経済の観点から調査。パリ五輪では52年ぶりの表彰台を逃すも、すさまじい人気ぶりが証明される形となった。

パリ五輪では準々決勝でイタリアに2―3で惜敗。目標の金メダルには届かなかったものの、主将としてチームを引っ張った石川のインスタグラムのフォロワー数は、パリ五輪前から約33万人増加。約197万人にまで膨れ上がり、投稿へのいいね数は平均23万を記録するなど、認知度は右肩上がりだ。

そんな石川がもたらす経済効果を山口大学経済学部の加藤真也准教授とゼミ生12人、集中講義に参加した久留米大学経済学部の3人が分析した。いいね数の平均約23万から、フォロワー数の約197万人を割って導き出した約3万6300人(11%)を熱心なファンと仮定。石川は海外のファンが多くいるとあって、熱心なファンの4分の1にあたる約9075人がグッズを購入したと想定すると、数億円規模の売り上げにつながるケースもあるという。例えば石川が愛用するコラントッテ社のネックレス(税込2万9700円)を約9075人が購入したと計算すると、約2億7000万円もの売り上げが生じるのだ。

石川はパリ五輪期間中に3本のCMに出演。トップアスリートの相場は約1000万円と言われており、約3000万円の収益を得たと推測されるなど、大きな経済効果をもたらしている。

この結果に加藤准教授は「海外での五輪開催は自国開催のケースと比較して経済効果が非常に小さくなることが知られている」と指摘しながらも「海外での五輪開催であっても石川選手のようなスター選手が日本に与える経済効果は非常に大きいことが改めて実感できる事例となった」と振り返った。

空前のバレーフィーバーが巻き起こっているが、さらなる普及には代表活動が一つのカギを握る。25日にオンラインで取材に応じた石川は「五輪で悔しい思いをしたので、次の五輪でしっかりと結果が出せるような準備をすることが大事。レベルの高い世界最高峰のクラブで自分をどれだけ磨けるかが重要になる。プレッシャーの中で戦い続けることでメンタル的にも成長できると思っている」。4年後のロサンゼルス五輪は32歳で迎えるが、エースのパフォーマンスが日本バレー界の今後を左右しそうだ。

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