久保建英〝温存策〟で出番なし 元代表ＦＷ「リーグにつなげないと…」現在１６位と低迷中

ＥＬ初戦は出番がなかった久保建英（ロイター）

今季の欧州リーグ（ＥＬ）が２５日（日本時間２６日）に開幕。各地で１次リーグ初戦が行われ、日本代表ＭＦ久保建英（２３）のレアル・ソシエダード（スペイン）はアウェーでニース（フランス）に１―１のドロー。ベンチスタートの久保は出番なしに終わった。

今季のＲソシエダードは国内リーグで１勝２分け４敗の１６位と低迷する中、２１日のバリャドリード戦で印象的なプレーを見せていた久保はＥＬ初戦でスタメン落ち。チームが３バックという守備的な布陣で臨んだことや過密日程の中、ターンオーバーで〝温存〟されたとみられている。

試合を中継した「ＷＯＷＯＷ」で解説を務めた元日本代表ＦＷ野口幸司氏は「やはりウエートを占めるのはリーグ戦で、よりチームを浮上させるために何がベストなのかということを考えながらと思います」とし「そういう采配だったと思います。それだけ彼ら（久保ら温存組）に頼る部分が大きい。それをリーグにつなげないといけないのかなと感じています」と指摘。次戦（２８日＝同２９日）バレンシア戦の活躍を期待していた。