【F1】レッドブルの最速タイム〝強奪〟問題を受けて2チーム制禁止論が沸騰「許されるべきか」
東スポWEB / 2024年9月26日 12時3分
F1レッドブルによる最速タイム〝強奪〟問題を受けて、2チーム制の禁止論が沸騰している。
22日に行われたシンガポール・グランプリ(GP)決勝では、マクラーレンのランド・ノリスが快調な走りで優勝を果たしたが、最速タイムを出した入賞者に与えられる1ポイントをめぐって騒動が起きた。
ノリスは最速タイムをマークしてゴール寸前を迎えたが、下位に沈んでいたRBのダニエル・リカルドが突如ピットインしてソフトタイヤに履き替え、残り1周の60周目に最速タイムを叩き出した。リカルドは18位でゴールして入賞していないため、最速タイムを記録してもポイントは得られず、チームとして意味はない。そこで指摘されたのが親チームにあたるレッドブルへの〝忖度〟だ。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、最も重要なドライバータイトルでノリスから猛追を受けているため、ノリスから1ポイントを〝奪う〟ために、下位で順位は関係なかったリカルドにグループとして最速タイム狙いの計画が実行されたというわけだ。
レッドブルとRBは同じグループとはいえ、それぞれが独立して競うチームだけに、RBが意図的にフェルスタッペンをアシストしたとすれば大問題。レッドブル側は指示こそ否定しているが、同じグループ内だけに忖度があったと追及されている。
そうした中で、オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」は「2つのF1チームを所有することは許されるべきだろうか? 議論が再燃した」と問題提起。「間違いなくレッドブルに有利に働いた。そこで疑問が湧く。F1チームを2つ所有することは許されるか」と題して、緊急世論調査を実施した。
調査では、2チーム制に反対で禁止を求める声が約64%に達し、賛成の約32%に対してダブルスコアで圧倒的多数となっている。
レッドブルとRBによる2チーム体制に対する逆風は強くなるばかり。RBに所属する角田裕毅にとっても無関係ではないだけに、世論の高まりを受けて今後の動向が気になるところだ。
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