小林鷹之氏が総裁選最後の街頭演説「また昔の自民党に戻ろうとする動きがある」
東スポWEB / 2024年9月26日 21時33分
自民党総裁選に出馬している〝コバホーク〟こと小林鷹之前経済安全保障担当相は26日、千葉・JR幕張駅前で街頭演説を行った。
幕張駅のある千葉市花見川区を含む千葉2区は小林氏の地元選挙区。総裁選最後の演説の場所に地元を選んだ。会場には小林陣営の国会議員や地元の地方議員らが集まり、小林氏の支援者らが見守った。
小林氏は「こんなに多くの仲間が自らの意志で誰からの指図も受けることなく立ち上がってくれました」と、集まった政治家や秘書をねぎらいつつ、総裁選終盤の動きについて不満を表明した。
「でも今もまさにこの瞬間、明日の投開票を控えて、今、自民党はまた昔の自民党に戻ろうとする動きがあるんです。私はそんなの絶対にありえないと思います」と指摘。続けて、「私はすべての自民党の国会議員に言いたい。新しい自民党のリーダーを、日本のリーダーを選ぶにあたって一人ひとりの国会議員が政治家としての本当の自らの意志に基づいて明日投票してもらいたい。それが今この自民党にもっとも求められていることなんだと私は思います」と期待した。
総裁選終盤の動向調査では小泉進次郎元環境相と石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障担当相の三つどもえになっているとされる。小林氏は「昔の自民党に戻ろうとする動き」が何かについて具体的な言及はしていないが、決選投票を見すえ、小泉氏はキングメーカーの麻生太郎副総裁や、離党したものの旧安倍派に影響力を持つ世耕弘成前参院幹事長に支援要請したと伝えられている。また、石破氏も距離があるとされる麻生氏をはじめ、菅義偉前首相らにも面会したという。
脱派閥の総裁選のはずが最後に派閥頼みとなっている。
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