羽賀研二容疑者 暴力団幹部と〝密接交際〟でテレビ界から「永久出禁」

羽賀研二容疑者

強制執行妨害などの疑いで逮捕された元タレントの羽賀研二容疑者（本名・當真美喜男＝６３）が２６日、送検された。羽賀容疑者はテレビ番組への復帰を熱望していたが、オファーは皆無で、縁故を頼ってイベント出演するしかなかった。

羽賀容疑者は８月、ＮＥＷＳポストセブンのインタビューで今後は朝のワイドショー番組に出演したいと告白していた。だが――。知人の話。

「羽賀はイメージが芳しくなかったからか、テレビ各局からオファーはなかなかありませんでした。逮捕直前の仕事では今月中旬、都内で行われたイベントに出演したくらい。これも過去の仕事で付き合いがあった関係者からのオファーでした。本人は２０００人弱の観客の前に立ち、会場を盛り上げていましたが…」

２５日に愛知県警に逮捕された際、計７人の容疑者に山口組弘道会系組長の松山猛容疑者（６９）が含まれたことに衝撃が走った。羽賀容疑者には〝黒い交際疑惑〟が浮上。事件の今後の行方にかかわらず、暴力団との接点が疑われる時点でテレビ業界からは〝永久出禁〟だ。

また、羽賀容疑者は不動産管理をうたう会社を設立した後、わずか１か月半でウソの登記をしていたことが捜査関係者への取材で分かった。計画的に不動産の差し押さえを免れようとしていたとみられる。

未公開株の売買に関する民事訴訟で２０１６年に言い渡された約３億９０００万円の支払い命令をめぐり、不動産を差し押さえられるのを恐れていたという。

捜査関係者によれば、羽賀容疑者は昨年５月８日、沖縄・北谷町に知人男性とともに不動産管理をうたう会社を設立。１か月半後の６月２２日、個人で所有する同町のビルなどの所有権を、不動産管理をうたう会社に移すウソの登記をしたとされる。これが今回の逮捕に至ったというわけだ。

県警は、羽賀容疑者には不動産収入があり、松山容疑者からウソの登記について指示を受けたとみている。