【新日本】棚橋＆ボルチン H.O.Tとの抗争終結に向け〝合体技〟予告「新しいものが見せられたら」

棚橋弘至（左）とボルチン・オレッグ

新日本プロレスのＮＥＶＥＲ無差別級６人タッグ王者の棚橋弘至（４７）とボルチン・オレッグ（３１）が、「ハウス・オブ・トーチャー（Ｈ．Ｏ．Ｔ）」との抗争終結を誓った。

矢野通とともに同王座を保持する２人は、２９日神戸大会でＥＶＩＬ＆高橋裕二郎＆ＳＨＯとのＶ２戦に臨む。１４日登別大会ではＥＶＩＬ＆裕二郎＆ディック東郷を相手にＶ１に成功したばかりだが、ＳＨＯのイチャモンによってまたもＨ．Ｏ．Ｔとの王座戦が決定。

棚橋が「ＳＨＯが一人変わっただけで勝てると思うなよと。何が違うんだっていうのは思いますね。僕とボルチンはもう次のステージ、違う対戦相手とやりたいので。しっかり決着つけます」と誓えば、ボルチンも「同じ気持ちですね。今回勝って次を目指していきたい。強い相手なら誰でもいいです」と呼応した。

Ｈ．Ｏ．Ｔからなぜか目の敵にされているボルチンは、ＥＶＩＬからありもしない〝ドーピング疑惑〟をかけられるなどことごとく口撃の対象となっている。それでも「向こうが自信がないから、反則使ったり言葉だけでも何とか勝ちたいんだろうなと。ＥＶＩＬから『何か使ってる』って言われたけど、逆に自分は何も使ってないのでうれしいじゃないですか」と泰然自若だ。

棚橋も「日本語で負け犬の遠ぼえって言うんですよ。使ってないのに使ってるって言われるのは、それだけすごいということで逆に褒めちゃってるんですよ。僕も若い時よく（メキシコで）ルチャドールに『お前、何使ってるんだ』って言われました。今は『何食ってるんだ』って言われちゃいますけど」と誰も頼んでいないのにオチをつけた。

「ボルチンが棚橋をブン投げる捨て身の合体技も考えますよ。体張ります」とＶ２に自信をのぞかせる棚橋は、１０月１４日両国大会でデビュー２５周年記念試合を控えている。カードは未定だが「２５周年が詰まったような試合も（候補の）一つなんですけど、２５年の先に何かこう期待が上がるような、新しいものが見せられたらと思いますね」と希望していた。