田中真紀子氏が高市早苗氏の〝敗因〟スバリ 石破新総裁には注文「まず安倍政治の総括を」

田中真紀子氏

田中真紀子元外相が２７日、日本テレビ系の「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演した。

番組内では自民党総裁選の状況をリアルタイムで伝えた。決選投票では２１５票（議員票１８９、都道府県連票２６）を集めた石橋茂氏が、１９４票（議員票１７３、都道府県連票２１）の高市早苗氏を破って新総裁に選出された。

この結果について真紀子氏は「選挙の顔ってこともあるでしょうけど、対野党ということを考えた場合にも高市先生だとやっぱり、ちょっと極端な発言をなさりそうですし。行動もですね。ちょっと心配なんじゃないでしょうかね」。

これに対して「石破先生だと上手にはぐらかすかもしれないけれども。まあ選挙の時にもいいし、対外的にもまあまあ受け入れられる。高市さんははっきり言ってカラーが付きすぎてるというのはみなさん分かってると思いますよ。ですから、そこのところでバランスを取ったんだと思います」と指摘した。

ただ一方でこんな不満も語った。「石破先生も候補者の時からずっと、高市さんも同じこと言うんですけど、統一教会問題、裏金問題、全然はっきり言ってません。本来、候補者で、自民党で今回出るんだったらどの方も、まず安倍政治の総括、それから岸田さんの総括、何もやってないじゃないですか」とさっそく苦言を呈していた。