青木理氏 石破茂新総裁選出に「自民党としての最低限の良識が働いた」「打算も含まれてる」

青木理氏

ジャーナリストの青木理氏が２７日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ！」に出演。石破茂元幹事長が勝利した自民党総裁選についてコメントした。

同ラジオは午後１時から午後３時半までの生放送で、石破氏が高市早苗氏に決選投票で勝利した様子は番組の最終盤に速報された。

これを受け青木氏は「自民党として、そもそも『選挙の顔を書き換えるんだ』というのが最大の理由だったということで言えば、自民党としても最低限の、なんというか良識と言ったらあれだけども、そういう判断が働いた」と分析。

経済学者の金子勝氏が「高市さんじゃ裏金や（旧）統一教会でボロボロになっちゃうからね」と告げると、青木氏は「ということなんでしょうね」と応じた。

さらに青木氏は「選挙の打算というのが、働いたという面もあるでしょ。石破さんでどうのこうのって言う以前に、そのあたり自民党のある種の打算も含まれてるっていうあたりも、ちゃんと見ておかないといけないということでしょう」と私見を述べた。