神田正輝『旅サラダ』ＭＣ就任当時の本音告白「朝８時から、こんなもんを見てくれないだろ」

番組で松下奈緒(右)らとグアムを旅した神田正輝（©ABCテレビ）

俳優の神田正輝（７３）が２８日、総合司会を務める「朝だ！生です旅サラダ」（テレビ朝日系）に出演。番組卒業にあたって、収録秘話を明かした。

毎週土曜に生放送で国内・海外の旅の魅力を届けている同番組に、神田は番組の２代目ＭＣとして１９９７年４月から２７年半にわたって出演してきた。この日はレギュラーとして、ともに番組を支えた女優・松下奈緒、タレント・勝俣州和ともめぐった、最後の旅となるグアム観光のロケ映像をスタジオから見守った。

グアムでは、収録秘話を告白した。初代司会者のフリーアナウンサー・草野仁から番組を引き継いだ当時を「僕は旅サラダを呼ばれて来た時には『朝８時から、こんなもんを見てくれないだろ』『草野さんが一生懸命やってきたものを、どうしたらできるのか』って（思っていた）。草野さんには絶対に敵わないから、壊すしかないなって。でも、旅の映像だけはちゃんとしてほしいって」と番組づくりを振り返り、勝俣も「（旅の映像は）ちゃんとしてます。スタッフの方が頑張ってくださってね」とうなずいた。

神田の〝原点〟にはＴＢＳ系で放送された「兼高かおる世界の旅」があるようで「行ったことのない映像を見ると、子供って憧れるんだよね。これだけ世界中、どこでも行けるようになったからっていっても、僕はもっと世界を見せてあげたい」と番組ＭＣを長年続けてきた理由も明かした。

最終回を前に〝感動秘話〟を語る神田だったが、最後は「旅っていうのは朝起きたら、もう旅なんです。だから慌てることない。ゆっくり歩いて、景色見ながら歩いた方が良いじゃない。だから俺は（生放送前）スタジオにギリギリに来る」とらしさたっぷりにオトし、勝俣と松下をズッコケさせていた。