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大谷翔平 空前絶後の“三冠王”が現実味 残り2試合は打てば飛ぶ「高地デンバー」

東スポWEB / 2024年9月28日 17時48分

ヒットを量産する大谷

本当に成し遂げてしまうかもしれない。ドジャース・大谷翔平投手(29)の三冠王達成が現実味を帯び始めている。

27日(日本時間28日)の敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、6回に54号3ランを放つなど5打数4安打4打点の大暴れ。1盗塁も決めて「54本塁打―57盗塁(54―57)」として前人未到の数字をさらに伸ばした。シーズン57盗塁は、2001年にイチロー(当時マリナーズ)が残した記録を23年ぶりに更新する快挙だ。

大谷を巡ってはさまざまな「レコード」があり過ぎて、もはや何が何だか分からなくなってきている感もある。そしてシーズン最終盤のここにきてクローズアップされているのが、MLB12年ぶりとなる「トリプルクラウン(三冠王)」だ。

この日は実に10試合連続安打で、同期間においても44打数26安打、打率5割9分1厘。ハイスパートで安打を量産し、今季通算打率を3割9厘にまで引き上げた。ナ・リーグで打率トップのルイス・アラエス内野手(27)も同日の敵地ダイヤモンドバックス戦で3安打を放って打率3割1分4厘としたが、同2位に浮上した大谷との差はわずか5厘差だ。

レギュラーシーズンの残り2試合は、いずれも高地で「打者天国」と評されるクアーズ・フィールドでの敵地ロッキーズ戦。54本塁打、130打点を誇る大谷はこの2部門でリーグトップを独走していることから2冠はほぼ確定させている。残り2戦で〝デンバーの地の利〟を存分に生かしながら打棒を爆発させれば、アラエスを抜き去って史上11人目となる打率、打点、本塁打の「三冠王」となる可能性は十分ありそうだ。

MLB公式サイトの「MLB.com」も27日(同28日)に「ジャッジと大谷の三冠王は手の届くところにあるか」と題した記事を配信。ここまで58本塁打、144打点をたたき出し、ア・リーグ2部門で断トツのトップに立つアーロン・ジャッジ外野手(32=ヤンキース)と大谷を対比させながら、夢のトリプルクラウン到達の行方を論評している。ジャッジも打率で同リーグトップのボビー・ウィットJr内野手(24=ロイヤルズ)とわずか7厘差。同サイトは「可能性は確かに低い。しかし、アーロン・ジャッジもショウヘイ・オオタニも、前人未到の偉業を達成するために、常に困難を乗り越えてきた。では本当に彼らを除外していいのだろうか」とし、両者が〝ミラクル〟を引き起こす可能性を異例の形で説いている。

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