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【RIZIN】榊原CEOがドーピング対策を力説「逃げずにこの問題と向き合っていく」

東スポWEB / 2024年9月28日 18時3分

力説する榊原CEO

総合格闘技イベント「RIZIN.48」(29日、さいたまスーパーアリーナ)の公開計量で、榊原信行CEO(60)が改めてアンチドーピングへの取り組みを語った。

RIZINでドーピング騒動が持ち上がったのが7月28日の「超RIZIN.3」(さいたま)だ。朝倉未来に勝利した平本蓮の音声データなどが流出し、ドーピング疑惑が浮上。検査結果は「シロ」だったが、会見した榊原信行CEOが「今後、彼は疑惑と戦うことになります」と異例のコメントを発し、アンチドーピングへの細かいルール策定を約束する事態になった。

この日の計量を前にマイクを持った榊原CEOは「SNSで顔も見せずに足を引っ張るとかあげ足を取るとか止めようと。つまらないやり取りに嫌気がさしているんですよ」と、いまだにSNSで飛びかう誹謗中傷などに憤りを露わ。

さらにその発端ともなったドーピング問題に「この競技に真摯に向き合って何を積み上げるか考える必要があると思いました。ドーピングがダメなんだって本当に気付いてもらうきっかけになったと思うし、この問題をどう扱っていくか。逃げずにこの問題と向き合っていこうと思います。RIZINにドーピング規定を作って正々堂々戦う選手を見届けてもらいたいと思います」と力説。

そしてその具体的な取り組みについてRIZIN医療部部長の諌山和男ドクターが説明した。

まず諌山氏は公開計量に先立ち行われたルールミーティングで選手、関係者にドーピングについて説明したとする。その上で年内に有識者からの意見を吸い上げて新たな「ドーピング規定」を策定するとした。また今大会でも多くの選手から採尿して検体を取り、それをWADA(世界アンチ・ドーピング機構)から認可された検査機関「SMRTL」に送り検査するとした。さらに選手に治療使用特例(TUE)申請を事前にするよう通達したところ「普段の大会より多くの申請がありました」とした上で年内に「全選手を対象に講習会を実施できればと思います」とした。

今後も不正を防ぐべく、アンチドーピングの動きを進めていくことになりそうだ。

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