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【西武】増田達至が引退セレモニーでオリックス投手陣に感謝したワケ 2020年にFA残留

東スポWEB / 2024年9月29日 6時13分

引退セレモニーを終え報道陣に対応した西武・増田達至

西武・増田達至投手(36)が28日のロッテ戦(ベルーナ)で引退登板、同セレモニーを行った。

引退セレモニーの中で増田は「2020年、FAで残留した時には僕を必要と思っていただけている人が一人でもいる限り、精一杯マウンドの上で腕を振って頑張らなくてはならない。そんな思いでした」とコメント。

続けて「僕自身頑張ってきましたが思うように投げることができず、ファンの皆様の期待に応えることができませんでした。そんな時でも温かく応援してくれるファンの皆様に僕が勇気をもらい続けてきました。一緒に積み重ねてきた194回の喜びは僕の一生の財産です。本当に力になりました。ありがとうございました」とし20年オフのFA残留時の思いを振り返り、以来4年間、いい時も悪い時も声援をくれたファンに感謝を伝えた。

当時、国内FAの行使期限ギリギリに残留を発表した増田については、仮に行使していればオリックス入りが確実だったともいわれていた。

この日のメッセージビデオでも登場した平野佳、比嘉、岸田らとは尊敬し合い長年自主トレを共にする間柄だった。増田自身が兵庫県淡路島出身で、夫人は大阪出身であったこともあり両家の実家が近い関西の2球団がこの年、キャリアハイとなる5勝33セーブ、防御率2・02で無敗のセーブ王タイトルを獲得した増田に早くからロックオンしていた。

しかし、増田の決断はまさかの西武残留だった。ここ最近では唯一、FA前年に球団が持ちかけた複数年契約を蹴ってのFA残留だったこともあり、当時の渡辺久信GMは「だいぶ悩んで決断したと思いますし、本人、家族の決断に感謝したい」と感激していたもの。

増田は「家族とゆっくり相談して決めました。奥さんがボクの決断についてきてくれるということだったので、最終的にボクは決断した」と誠実な人柄を全面に出しとつとつと決断の経緯を説明した。

そんな増田だから、長年自主トレを共にしてきたオリックス投手陣の面々には「1月の間だけだったんですけど、それを十何年間一緒にやらせていただいて、その思いがずっと残っている。相談もしましたしチームが違ってもチームメートのように接していただいた。それを考えた時に最後ウルっときましたね」と心からチームの垣根を超えた交流に感謝の言葉を語っていた。

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