レイカーズ八村塁 今季ダメなら「トレード要員」と米報道

重要な１年になりそうな八村塁（ロイター）

米プロバスケットボールＮＢＡのレイカーズに所属する八村塁（２６）にとって、１０月２２日に開幕する２０２４―２５年シーズンは今後のキャリアを左右するものとなりそうだ。

今季から今季から指揮を執るＪ・Ｊ・レディック新ヘッドコーチ（ＨＣ）は、スポーツメディア「ＥＳＰＮ」のポッドキャスト「ザ・ロウ・ポスト」でレブロン・ジェームズとアンソニー・デービスの大黒柱に続き、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村を先発起用する方針を示した。

さらに指揮官は２５日の会見で「彼には大きな役割を任す。多くのことをやってもらう」と期待した。

そんな八村の新シーズンの見通しを米メディア「ＢＶＭスポーツ」が伝えた。まずは「レイカーズでの八村塁の将来は、２４―２５シーズンのパフォーマンスにかかっている。２３年１月に加入した後、彼は重要な選手として潜在能力を示したが、安定した先発ポジションを確保する課題に直面した。レディックＨＣは、優勝の野望を固めるために、シュートやディフェンススキルの向上を含め、八村の役割を定義することの重要性を強調した」と現状への見解を示した。

その上で「八村はキャリアの重要な時期を迎えている。今シーズンの活躍次第で、レイカーズでの彼の将来とチームの優勝争いに大きく影響するだろう。成功すればチーム内での役割が強固になるかもしれないが、失敗すればトレード要員として移籍することになるかもしれない」と結論づけた。かねて八村のトレード報道はされてきたが、名門で生き残ることはできるのか。