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【巨人】神助っ人ヘルナンデス 負傷中の心遣いに感激「心の支えです」…胴上げ参加でCS復帰も照準

東スポWEB / 2024年9月29日 6時13分

夏場までの巨人打線を支えたヘルナンデス

巨人の4年ぶりとなるリーグ優勝をリハビリ中の〝神助っ人〟も心の底から喜んだ。

チームの今季V奪回に大きく貢献したのが、途中加入のエリエ・ヘルナンデス外野手(29)だ。5月28日のソフトバンク戦(東京ドーム)において「7番・右翼」で新天地デビューを果たすと、昨季3Aでリーグ最多安打をマークしたドミニカンは水を得た魚のようにNPBにもアジャスト。その後は「3番・中堅」の定位置をつかみ3試合連続猛打賞、16試合連続安打など爆発的な活躍を遂げ、チームの主軸として名を連ねるようになった。

そのヘルナンデスを悲劇が襲ったのは、8月11日の中日戦(バンテリン)。守備で左手首を骨折した打率2割9分3厘、8本塁打の助っ人に阿部監督は「オレの心も折れそうだよ」とショックを隠せなかった。

それでもチームはモンテスや浅野らが離脱の穴を埋めて踏ん張った。ヘルナンデスも必死のリハビリで9月上旬にはギプスからサポーターに変え、練習を再開。その1週間後にはサポーターを外してランニングも行った。軽快に腕を振り、今では左手首の痛みは全く感じていない程だ。脅威の回復力を持つ助っ人の「心の支え」となったのは、仲間たちからの「粋な計らい」だった。

離脱翌日から一軍ベンチには毎日「42」のユニホームが飾られた。ヘルナンデス本人も「体はここ(ジャイアンツ球場)にいるんですけど、ユニホームを飾っていることで、僕もそこ(試合)にいるみたいな感じでみんなしてくれてるんで、(ユニホームが)みんなの気持ちを伝えてくれる『力』にもなってます。もちろん戻ったら力を発揮したい。そういうことで返していきたいです」と感激しながら語り、自身にとって大きな励みになった。

ナインからの言葉も力となった。「ほとんどみんなから連絡は来ました。例えばマルさん、チョーノさん、オカモトさんからは『心配しないで! ちゃんと治して帰ってくるのを待ってます』、『ここから強くなってまた戻ってくればいい』などの連絡をもらいました。これらの言葉は心の支えです」(ヘルナンデス)

ジャイアンツ球場でリハビリ中だったヘルナンデスは28日の広島戦(マツダ)でチームに合流し、試合後はリーグ優勝を決めた胴上げに参加。満面の笑みを浮かべながら、喜びの輪に加わった。チームがVを達成したことでCS、日本シリーズでの復帰の可能性も広がった。

近々、医師の判断を仰ぐという〝神助っ人〟が再び「42」のユニホームを身にまとって躍動できるか。ポストシーズンでの復活の行方が注目される。

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